【黒棺】ロザリンド【人間】

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素敵な企画にお邪魔いたします。
「黒き棺の行方」(illust/85190055) ※R-15企画

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「御伽噺の存在だと思っていたわ。それとも、わたしは夢を見ているのかしら」

🌹 Rosalind Granville -ロザリンド=グランヴィル-
17歳/156cm/女/人間
一人称:わたし 二人称:アナタ、(名前)さん
【好き】空を眺めること、アップルパイ
【苦手】自分を個として見られないこと

常に笑顔で明るい性格をしているが、その内面は諦念で埋め尽くされている。
富裕層の生まれで友人も多かったが、家柄を通してでしか見られていないことを複雑に思っていた。
自由になれる場所であると常世の国に希望を抱いており、首を括り自死を選んだ。
自分のことを話したがらず、どこか掴めない物言いをする。

「死んだ人間のことを知りたいなんて、探究心がおありね」

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🎀12/5:素敵な渡し守様に棺を開けて頂きました!
その好奇心が全ての始まり:メルヴァーグさん【illust/85894877】(渡し守さん→メルさん)

「そう、アナタがわたしの棺を開けたのね」
——渡し守。死神とも、天使ともいえるであろう異形の存在。
半信半疑だったけれど、今わたしの目の前にいる真っ黒な彼を見るに、それが実在したということは明確だ。

「……絶対にしてはいけないと禁じられていること程、逆にしてみたくなるものよ」
途方もない程の年月を過ごす彼は、"面白そうだったから"棺を開けたのだという。
不思議と理解はできたし、それを咎める気にもならなかった。
……わたしも生きているうちにもっとしたい事をしておけばよかったな、なんて野暮な考えは脳裏を掠めてすぐに消えた。
とにかく、今はいかなる思考にも囚われたくない。ただ、空を眺めているだけでいたかった。


「渡し守さんは、わたしよりもずうっと長生きしているのでしょう。……こんな生活をずっと……気が狂ってしまうわね」
生も死もない生活は、ただただ退屈だった。
次第にひとりで思索に耽っているのも限界で、何気なく言葉を交わす事が増えた。

「ねえ、退屈しのぎになる事って何かない?そうね……たとえば、お話。お話しましょう?渡し守さんの」
それよりもニンゲンの話が聞きたいと渡し守さんが言う。
表情は掴みづらいが、その好奇心が言葉にも滲み出ているようだった。

「ふふ、内緒よ。渡し守さんなら、ニンゲンの生前を見る事くらい容易いでしょう?」
わたしの矮小な心を、首の痕跡を、その全てを、彼の好奇心が暴いてしまいそうで怖くて、……けれど同時に。

「些末なことで悩み続けるより、この青空みたいに晴れやかに、自由になりたかった……そう思って空の向こうに想いを馳せたのよ」

「皆がわたしをお金持ちだとか、いいところの育ちだとか、そういうふうに言うの。家は大切よ、家族も大好き」
「けれど、じゃあ仮にわたしが何でもない平凡な家の生まれだったら、皆はわたしと仲良くしてくれたのかしら。そう考えたら、急にとんでもなく虚しく思えてきちゃってね」


「……メルさん、アナタはわたしをひとりのニンゲンとして見てくれている。そのことがわたしはとても嬉しいの……伝えさせて頂戴」

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✨申請について
年齢や性別等問いません。素敵なご縁があれば嬉しいです。
初めのうちは諦念からの無関心ゆえ、渡し守を責めたり悪い顔はしないかわりにあまり積極的に関わろうとしません。それでも、気まぐれに話しかけたりはします。
「お友達が欲しい」という思いがありますが、関係性は恋愛関係でもお友達でも、それ以外でも可です。
(恋愛関係に発展する場合も、年齢性別問いません)
メッセージからお気軽にどうぞ。ご連絡頂けた場合、正常に届いていれば遅くとも3日以内にはご返信します。
交流について、確約はできませんがご縁を頂いたお子様との成立記念は描かせて頂きたく思っております。
それ以外の交流については、こちら個人としては外部よりもpixiv上での交流が中心になるかと存じますが、
お相手様のスタンスにこちらも合わせる形を取れたらと思っております。
関係性や交流スタンスなど諸々、相談で決めていければと思います。


何か不備がありましたらお手数ですがメッセージ頂けますと幸いです。
キャプション随時編集(12/6)

「ねえ、わたしのお友達になってくれる?」

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2020-11-26 08:19:45 +0000