ABパート通して6つ子しか言葉を発しなかった5話。
1期・2期の5話はある意味どちらも衝撃的な内容でしたが、3期も別の意味で衝撃を受けた人が多かったのでは。
またしても、AIは全然喋らなかったのでAI欄はありません。
ネタバレあります。
【今回の呼び方】
・満を持して登場、トド松の「カラ松」!末弟の兄弟呼び捨ては毎回滾りますが、対カラ松に関しては個人的にずっと待っていたので、テンション上がりました!1期から表に載せるのが悲願の一つでした、ありがとう!
・トド松くん、ドラマCDでカラ松に対して「お前って言っちゃってごめんね」って言ってたこともありましたが、あれを考えると、今回一瞬でも「カラ松」呼びになった(「くん」時代を考えると「戻った」)のはとても嬉しい。
・ちなみにこれまでのTVシリーズ・ドラマCD内でトド松が兄弟を呼び捨てたのはおそ松と一松。今後、チョロ松と十四松も呼び捨てにしてくれるのを期待したいです。
・レアな呼び方としては一松に対する十四松の「きみ」「一松くん」もあります。6人の中で変化球な呼び方をしてこない事に定評のある十四松くんですが、3期は新しい呼び方が増えてくるかもしれません。期待。
・あと、恐らくアドリブなので表には入れてないのですが、トド松の「クソ兄貴」がありました。おそ松チョロ松(&茶化したきた兄たち)への呼称だったのではと思います。
■まぁな
・アバンがないとちょっと不安。アバンで心の準備してたんだな…
・おむすびがいる。AI軸か。
・3期は庭がガッツリ出てきてくれて嬉しい。家の中から縁側を見るアングル、縁側から庭を見るアングル、ずっと公式で見たかった。
・チョロ松くんの「どこのどちらさん?」的な昭和みがある言葉の使い方、好き。
・成人男性とは思えないかわいらしい作画と、成人男性とは思えない兄弟同士のかわいいやり取り(手をぎゅっと握る等)が合わさって、これ、中・高校生の話か?って錯覚に陥った。
・カラ松の「~さぁ」「すっげー好きだから」「今さらとかじゃねーし」みたいな話し方、レアだった。思わず出た素っぽさもある。基本カッコつけてるけど、弱気になったり、必死になったりしたときに素が出る感じの表現なのかもしれない。
・3期は「6つ子の誰かに彼女ができる」「6つ子の誰かに好きな人ができる」あたりがまたあるんじゃないかな、と思ってたけど5話で来たし、ある意味6つ子あるある(6つ子あるあるとは)っぽい感じで話が進んで面白かった。
・6人いれば好きな人かぶるだろうし、「かぶったらどうするか」を熟成した彼らの個性に合わせれば、いろいろなストーリーが組み立てられるだろう。カラ松・トド松が取り上げられてよかったよ~。特に材木成分、待ってたから!
・カラ松・トド松に関しては「分かる」って感じだったし、チョロ松・おそ松も「分かる」って感じだったけど、冷静に突っ込む十四松、身を引くカラ松を見て涙ぐむ一松はちょっと意外だった。十四松くんはまぁ経験者的なアレなのかもしれない(人によってはおそ松の反応が意外みたいなのもあって面白い)。
・材木好きに嬉しい回だったと思うけど、水陸や110好きにも嬉しい回だったのでは。
・お姉さんの最後の涙、あれ絶対「恐怖」だよな(同じ顔からの告白)
・カラ松・トド松の「まぁな」の応酬のあとにごろごろ転がって川に落ちたところ、あれ3.5話の新品のとき、トド松がカラ松の手を引いてバーベキューのところに行ったあそこじゃない?ちょっと感動した。
・呼び捨てして喧嘩する材木、肩を組みあう材木、「くん」みがある。良き…
■帰り道
・今回、ちょっとこれまでの怖さと違いますね…初回「怖っ…」ってなった。3回見たら慣れたけど
・どっちかというとドラマCDなテイスト
・「結婚式」というえいが出演した同級生たちを使える格好のチャンスに、あえて誰も知らないモブ新郎もってきたのには意味はあると思う。同級生との関係性を描くとかじゃなく、「結婚」「子供」に対しての6つ子それぞれのスタンスを描いている風な、その年代の男性の結婚式帰り道あるあるなのではないか。知ってる顔出すとそこに意味が出てきちゃうからね…
・あれは中学の友達か?同窓会欠席者か?…って見方もあるが、あれは「友達(同級生)」という概念なのだろう。
・リアル世界の松のブライダルフェア、アニメ制作側とフェア企画側が話し合ったのかどうかはわからないけど、あのモブ新郎新婦と写した写真、私はファンサ的なもの、つまりブライダルフェアっぽさを感じた。
・「フォアグラは豚だろ」ってカラ松が言ったときの「あ゛!?豚ぁ!?」っていう一松の返しの声が好き。あと「鳥だよねぇ、一松」のおそ松の言い方も好き。
・AI出てくる話がえいがとつながっている説だったけど、帰り道はAI出てきてないけど18チョロ松くんの話をしている…えいがじゃん…
・「恥ず!」ってなってたことも、持ちネタに変える、これぞ6つ子の強さ!(トッティ然り)
・誰かとずっと一緒にいる、ということについては6つ子はそれほどハードルが高いとは思えないんだよなぁ。今まさに誰かとずっと一緒にいるをしている人たちだし。大家族から一人離れて暮らして数年経って「一人って気楽だ~!」ってなった後ならわかるんだけど。異性と2人きりでずっと一緒にいるとか無理、っていうのなら理解できる。そういう意味かな。
・これ、今期、6つ子の誰かがシリアス目に結婚考える回とかの伏線になったりしない?
・「ボクたち、これからどうなるんだろ…」「わかんねーな」で締めた翌週、ど派手に暴れてくれよな!
・「松は現実!」ってこれまでも散々言ってきたし、確かに今回の感じは"現実"だったんだが、これまでと違うんだよな…なんだ?シュールナンセンスアホバクハツ成分がなかったからか…?
・まじでイヤミさん早く出て来て!6つ子とめちゃくちゃに絡んで!ハチャメチャシュールナンセンスな松を!!
■予告
・次男、サンキュー!!
・来週久しぶりにおむすびしゃべるね…
・ついに一松のことを…どうにかするのか?
今回の話、ある意味「5話」って感じだった。
松はある意味自分(視聴者)を映す鏡でもあると思っている。自分の好きな話と嫌いな話、大好物や地雷が人によって全然違うのは、松に何を期待しているのかもあるかもしれないけど、人それぞれに異なる背景(これまでの人生)があるからっていうのも大きいと思う。
ツイッターでいろいろな人が、いろいろなところにエモさを感じたり、疑問を持ったり、しんどみを感じたりしているのを見て、改めて「松はやっぱり興味深い!」ってなった。
私の「ぞわぞわ」は誰かの「キラキラ」でもあるから、「あー私はそこに引っかかって、そこにそういう感情を持つんだな!」って思いながら今後も楽しみたいと思います!
2020-11-11 13:39:46 +0000