しきれいこ「死亡直後に失う体重分が魂の重さとして知られている21g。ただ今回の話上その重さはどうでもいい。問題は魂の重さではなく、魂の存在があるという事を前提として考えた、魂が持つ自我、自意識の「落下実感」があるのかどうかである。それは言葉で訊くよりも、実際に試してみなければならないが、死ぬ気はないので結果想像となるが。死後、肉塊から離れる事となる魂は何を保持しているのか、それによって自我自意識の有無が決まるのだが、そうでなくとも、脳で発生した電子が織りなした魂という形はどうあれ、脳の機能が停止した時点で消えてゆく筈。だとして、自我自意識、また無意識が感じる、それらを魂とした場合、それらは落下を実感するのだろうか・・・これは目に見えるものは重さを持っている、という仮説前提で話してもいるから注意じゃぞ。んで、魂の落下実感の件だが、実際、人の死後魂が排出されるとして、消滅するという可能性も無きにしも非ず、だという考えがあるのだが、この世にサイクルの成り立たないものが在るのだろうかという話でもある。木を燃やせば灰になる、灰は土にかえるし、そこから木が生えたりする。だと考えると、魂の行き先とは、実際何処なのだろうか…万有引力で落下したとして、目に見えない21gが地球の地面を貫通してブラジルにこんにちわするとは思えない。かと言って重さ、存在そのものが立証されていない場合出会ったとき、消滅して空気に成り下がるとも思えない。何故なら二酸化炭素なり酸素が空中にあるから。空気にも重みはあるでしょ。だと考えて、魂はその落下後、何処に行くのか、そして魂の落下地球にを指すのか、それとも・・・あ、実感の話だったわ。魂が存在し、尚且つそこには自我自意識無意識とあるのなら、魂という存在となって映る世界の速度は加速度的に減少するのか、それとも全身情報体であるが故に世界速は速くなるのか。という、些細な疑問であったとさ」
2020-11-01 21:23:41 +0000