ﾋﾊﾞﾘｯｸｽタイちゃんギンちゃん・2号店にて…。
「もぐもぐ……こんなに激辛だとは思いませんでした……」
「もぐもぐ……結構辛いですよね～……アイアイさん」
「うぅ……涼しげな顔でよく食べれますね……リカオンには敵わないですよ……」
「でもアイアイさん、結構食べられるんですね！本当に辛いのが平気な方だったなんて……」
「いやっ、えーっと……これも修行の一環なんですよ……気付いたら耐性が身についてたというか……」
「やっぱりクラブ活動でも取り入れるべきですよね～……こういうのもれっきとしたフードファイトですし、ヒグマさんの為にも！」
「ごっ、ゴリぽんは辛いの好きじゃないって言ってたんですよ……すぐ胃が痛くなるって言ってたから……」
「ゴリラさんも、ゆっくりでいいので頑張ってもらいたいですよね～」
「あー……私、そろそろギブです……」
「アイアイさんもうギブアップですか……残りは私が食べますよ？」
「完食できると思ってたんですけどね……ゴリぽん多分ドン引きしますよ、きっと……」
「ゆっくりでいいので頑張っていきましょう、アイアイさん！」
「でも、やっぱフードファイタークラブといえばデカ盛りなので、私はデカ盛りを極めないといけませんかね……」
「アイアイさんはアイアイさんですから、自分に合ったスタイルを見つけたらいいと思いますよ！無理に口出しなんてしません！」
「そ、そうですよね……ありがとうございます……リカオンは心が広い……」
「もし何だったら激辛じゃない普通のメニュー頼みますか？店員さんに聞けば出してもらえますよ！」
「はっ、はい……そうしますね……」
「君たちのファイト……なかなか良かったよ、お疲れ様」
「あっ、アムールトラさん……」
「ちょっと2号店のネコちゃん達に頼んでみるよ、普通のメニューを持ってくるようにね」
「そこまでしてくれるなんて、ありがとうございます……！」
「あっ、そうだリカオンさん」
「はい？なんでしょうか？」
「今夜、時間あるようだったら私と一緒にご飯行くかい？」
「いいんですか？？今夜は予定ないので……行かせていただきます！」
「フフッ、それは嬉しいね……私オススメのいいお店があるんだ、ちょっとその店に電話かけてみるよ」
2020-10-26 21:01:14 +0000