闘乱祭 外伝 -夢現ノ陣- illust/82137647
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「たかが幻、されど幻」
仁科 織(にしな おり)
2017年卒/東軍/160cm
古くから続く名家・仁科の家の跡取り娘。
誰に対しても丁寧な口調で話す。
「薄明までのひととき、私がご案内いたします。陽の光に眩惑されませんようお気をつけて」
「お別れ申すが惜しいと言っても是れが夢ならば仕方の無い事。
然れど、ああ、夢だとしても、お逢いできて嬉しゅうございます」
しなやかで俊敏性の高い動きをする。
自身の心剣の能力もあり、闘乱祭が夢であることには自覚的。戦いはせず、状況に戸惑う生徒へ寄り添って過ごす。
久々に握る柄の感触を思い出しながら、ゆるやかに目覚めを待っている。
心剣:六花告暁(りっかつげあき)
周囲の人間の視界を奪い、暗闇の中で様々な幻影を見せる刀。
夜が更ければ更けるほど、もしくは天気が荒れれば荒れるほど、効果の持続時間が長くなる。
白銀の鞘を持ち、使用時は空中で顕現させる。他人が見ている幻への干渉も可能。
青い眼をした黒豹の幻影が使役者を護るように助け動くが、仁科織本人には見えていない。
▼ 名切 蒼馬さん【illust/85214196】
園芸部の先輩。一時東軍に所属していたはずだが、それを見られることは終ぞ無さそうだ。
「ああこの樹……懐かしい。触れても宜しいですか? ずっと間近で見たかったんです。太陽が昇る樹、今だからこそ」
▼ 来留島 隼さん【illust/84609184】
敵陣営・西軍で戦う同級生の好敵手。夢とはいえ変わらぬ姿に安心する。これが覚めたら連絡してみようと決めた。
「ふふ、本当に勝負がお好きなのですね。光輝あるお誘いですが、来留島さん、空に三日月が昇ってからに致しませんか」
▼ 虎衣 明狩さん・狩真さん【illust/84977580】
同じ跡取りの身として長く付き合ってきた友人たる先輩と、入学してからきちんと知り合った後輩。
兄弟ふたりが揃った姿を目にするのは稀であり、夢だからこその光景と納得しつつ、現であればとも少しだけ思っている。
「また学園でお会いできるなんて。皆さま揃い踏みで、明狩さんも嬉しいことと拝察いたします。——良かったですね、本当に」
「狩真さんと剣を交えたい気持ちも偽りではございませんが、時の定めには従いたいのです。どうぞ御寛恕くださいますよう」
▼ 新宮 玲さん【illust/84616360】
幼い頃に出会い、学園で再会した後輩。三年の制服姿を見られたことが感慨深く、同時に身が引き締まる。
「玲さんは本当に私を喜ばせるのがお上手ですね。もうとっくに、幾度も守っていただいておりますよ。そしてきっと、これからも」
▼ 一王子 千代丸さん【卒業済】
代々主従関係を結んできた一王子家の嫡男。幼い頃から共に育ち、九歳で彼の主となった。
自身の海外進学後は離れて暮らしているが、時差があるなかでも毎日メール等のやりとりを欠かさない。
この闘乱祭が夢だとしても、どこかで会えるだろうかと、ほんの少しだけ期待している。
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主催さま、長いあいだ楽しい企画を本当にありがとうございました。
また、関係を組んでくださった皆さま、素敵なご縁をありがとうございました! 夢のなかでも遊んでいただけましたら幸いです。
2015夏:illust/50547183 2015冬:illust/54018618
2016夏:illust/57001801 2016冬:illust/60135442
2017夏:illust/63194036 2017冬:illust/84655869
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2020-10-25 13:01:08 +0000