【ポラリス】ネレウス【第3期】

ものと
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☆ポラリスの英雄歌【illust/80979654
引き続き参加させていただきます。

☆名前:ネレウス
年齢:23歳 性別:男 身長:180cm
所属国:青月国 総ポイント:125pt
運命数:【8】

隕石を用いて作る刀『流星刀』を専門に打つ『刀工集団ケレス』の頭領に就任したばかりの青年。
10歳ころまでの記憶がほとんど無いが、強く残る挫折の念に突き動かされて刀鍛冶の修業に打ち込んだ。

先代 母:アウロラ【illust/83726553】 総ポイント:50pt
先代婚姻相手 父:イリヤ様(故人)【illust/84222957
兄:漆様【illust/85114782

☆種族【火打ち鬼】
火の扱いに長けた鬼の一種。己が扱う炎と同じ色の角を持つ。
寿命は人間より少し長い程度。火の妖術が扱える。
己の角を砕き炎に混ぜることで、どんな鉱物をも溶かす超高温の炎を生み出せる。
しかし角は伸びるのが遅く、流星刀を多く打つ腕の良い刀鍛冶ほどその職人人生は短い。

★素敵なご縁をいただきました★
蛍目様【illust/84719602

俺が刀工集団ケレスの頭領となって幾ばくか過ぎた頃、彼女はふらりと現れた。

「ケレスの5代目頭領は俺だが。流星刀が欲しい?仕事なら受けるが…何、俺が打った刀?誰が打つかはこっちで決めることだ。来る奴全員の刀を打てるほど、俺は暇じゃない」

そう言っても彼女は気にする素振りも見せない。否、俺の話を聞いていないのではないか?

「手合わせだと?おい誰だ、俺のこと言いふらした奴!…仕方ないな。俺もちょうど休憩したかったところだ。一回だけ付き合ってやるよ」

「虚空明響流って言うと、俺も聞いたことがあるな。そんな由緒ある剣術家なら、俺の太刀筋は半人前以下だったろうよ。実際、あんたの刀をいなすだけで精一杯だった。俺の使う流派?さあな。刀を握れば自然と体が動く、それだけだ」

「流星刀の試し斬りをしてきてくれたそうだな。…その、礼を言う。家に来る奴らは刀が欲しいって奴は山ほどいるが、改良のために手伝ってくれる奴はいなかったからな。…蛍目、あんたの刀、俺が打ってやる。また試し斬りしてきてくれるなら、だからな」

度々工房にやってくる彼女は、ごく自然に仕事の協力者となっていた。
刀の手合わせをすれば、俺が体で覚えているだけの太刀筋に目を輝かせる。
少しずつ、仕事でも手合わせでもない、ただ一緒にいる、そんな時間も増えていた。

「蛍目、知ってるか?あんたがここに来るようになってから、俺が刀を打つペースが落ちた。全く、あんたは刀だけでなく俺まで振り回しやがって…。…それが心地良いと思ってしまう自分が恨めしいよ」

「ガキの頃の記憶がないのを負い目に感じたことは無い。だが、それが原因で…俺のせいで家族がバラバラになったんじゃないかって…そんな不安をずっと抱えていた。…こんな弱音、家族にだって吐いたことないのにな」

彼女と出会ってから、自分がいかに周りを顧みず、独り突っ走っていたかが分かった。挫折と後悔の雨に打たれていたことに気づいた。ずぶ濡れの体がどれだけ重かったかを知った。
その重さを受け入れて、前に進めるように…隣で傘を差していてほしい。少しだけ軽くなった体と、隣にある温かな笑顔が、俺に顔を上げる力をくれる。

「蛍、その…これからも俺の隣に居てくれ。情けない話だが、あんたの支えがないと、俺はどうもうまく生きられないみたいだ。蛍が隣で傘を差していてくれたら、俺は前を向いて立っていられる。だから…これからも、よろしく」

★★★

☆婚姻・申請について
お相手様の所属や運命数に条件はありません。
希望する関係を具体的に教えていただけると助かります。
相性重視の上、素敵なご縁がありますように。
(お相手様が刀を扱える方だった場合、3ページ目の流星刀を贈らせていただけたらと考えています。フレーバー程度なので婚姻の条件ではありません。)

メッセージの返信は極力即日返信を心がけますが、3日程お時間頂く場合がございます。
それ以上経って返信がなければ不着の可能性がありますので、お手数をお掛けしますが再送していただきましたら幸いです。

☆3期運命数の判定に該当しました。来期は故人となります。

☆キャプションは随時更新。不備等ありましたらメッセージでご指摘お願いします。

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2020-10-15 13:07:43 +0000