ハル 「こともちゃーん!」
ことも「ハルちゃん!って何それ!?」
ハル 「10円玉だけど?」
ことも「何枚持ってきたの!?せめて10枚ぐらいにしておかないと…」
ハル 「ごめん…拾いたい誘惑に負けちゃって…」
ことも「油断は禁物だよ」
ハル 「はい…でもこれだけあればセーブに困らないよ!」
ことも「そうだけど…流石に多すぎない?」
ハル 「確かによく落ちてるね」
ことも「誰が落としたのか、お化けが落としたのかは解らないけど、なんか悪いよ」
ハル 「でも交番に届けても持ち主なんて見つからないと思うし」
ことも「うーん…」
ハル 「本当にごめん、勝手に持ってきちゃって」
ことも「いいよいいよ!わたしも10円、結構使ってきたし、何よりこれがなかったらセーブできないからね」
ハル 「全部使ってもいいかな?」
ことも「貯金する気満々だね(汗)」
ハル 「いや、やっぱり戻しにいってくるよ!」
ことも「そんなに沢山じゃ大変でしょ、わたしも手伝うから!」
ハル 「えっ!?そんな悪いよ…」
ことも「いいのいいの!だって友達でしょ!」
ハル 「うぅ…こともちゃん…」
ことも「あぁ、泣かないでハルちゃん…」
ハル 「本当にありがとう」
ことも「フフっ、それじゃあいこうか!」
ハル 「うんっ!!」
ことも「お姉ちゃん!いってきまーす!!」
ともこ「いってらっしゃーい、気をつけてね!」
ユイ (解せぬ)
2020-09-22 11:27:23 +0000