分類:ニシン目カタクチイワシ科エツ属 Coilia nasus
全長:35cm
分布:有明海とそれに注ぐ河川(黄海・朝鮮半島沿岸にいるものは本種の亜種と考えられる)
沿岸の海や、そこに流れ込む河川の河口や中流に生息する。極端に汚れていたり綺麗だったりする水を好まず、夜は河川の深場に移動する。
主にプランクトンを食べる。
産卵期は5〜8月で、筑後川を遡って産卵する。卵は流れ、河口付近で孵化する。
体は平たく、ナイフ状の独特な姿をしている。眼は頭部前方にあり、口は大きく裂ける。胸びれの上6軟条は長く伸び、臀びれは前後に長い。
絶滅危惧II類(環境省レッドリスト)
2020-09-10 14:24:56 +0000