【ポラリス】ユール【第2期】

えすか@escarlate
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こちらの企画illust/80979654に新規家系でお邪魔致します。

※9/10 23:00時点で頂いたメッセージに返信しております。

●ユール
20歳/♀/152cm/所属:白雨国
一人称:私 二人称:貴方

ポイント:20pt (精神力:0/攻撃力:1/技巧:5/魔力:10/幸運:4)
運命数:3

●スキル
魔女の異言-ヘクサラリア-:不思議な言語を手繰り物質や概念を縛る。これは一種の封印術でもあり、一説では自然現象との契約を図る呪言でもあると言われている。生物にも作用するが精神力の強いものや魔力に対して強い抵抗力を持つものには効きづらく更に長時間持続させるにはこちらの魔力と精神力も同等に必要となる。
夢幻の暗:ゆめまぼろしのくらがり。闇妖精を通して強い幻覚作用をもたらす暗がりを周囲に生み出す。幻は強い暗示となり現実にさえ影響を及ぼす。

●種族:谷の魔女
かつてとある谷を根城にしていたとされる魔女の末裔とされるもの。
使役する闇妖精による幻で姿に関する他者からの伝聞が、あれはバケモノだった、凄腕の剣士だった、鎧甲冑を着た騎士だった等々決して一致することが無い。
例え幻による虚偽の姿でも、例えその剣がただの鈍だったとしても幻影は暗示として現実に作用しその身を切り裂く。
かつて谷の魔女と呼ばれたおおばあ様のように偉大な恐ろしい大魔女として名前を残してやるのだわ!!と意気込むもそういった幻のせいで自分が魔女としてではなく他の物騒なものに勘違いされ怖がられている事に恐らくは気づいていない。

●使い魔:守谷の闇妖精
もりだにのやみようせい。その昔ある谷に住み着いていた妖精種。かつて魔王の手によって住処の谷を追われた後にユールの先々代の魔女に助けられた。が助けた対価としてこの血筋が途絶えるまで使役されることとなったらしい上に異言の強制力によって主に逆らえなくなってしまった。この魔女の血筋の者が生まれる度にどこからともなく一匹やってくるようだ。
有事の際は自身の生み出す幻により巨大化し暴れる。
ユールの連れている個体の名前はイバラギだが主からボロ雑巾呼ばわりされている。

●この度素敵なご縁を頂きました!
カンニュ様illust/84103218

昨日この街道を通った剣士さんは驚いて逃げ出していったのに。
何かまちがえてしまったかしらと思考を巡らせていく。
ちょっとこのイバラギがへまをしてしまったのかしら、とにらみつけて見るもこのボロ雑巾はそりゃねえぜといった顔をして返してくる。

「貴方これがこわくないのかしら???」

向こう側の、その青年も同じように声を重ねて全く同じ文言を突き付けていた。
あら、それはこちらの台詞だわ。この大魔女(となる予定の)まぼろしを見ておいて随分と呑気なものね。

「それにしても。そちらの、後ろにいる方は使い魔さんなのかしら?」
目の前にいる青年は言葉を選ぶように答える。その返答ぶりっをみるにちょっとちがうもののようだった。

「夜の道は魔女の領域なのだわ。お気遣い無用なのよ。」
「でもこの私のゆめまぼろしを怖がらないとは貴方変わっているのね、―また次を期待しているのだわ!!」
その夜道でその青年はとても不思議そうな表情をしていた。



「きゃあ!!って急に現れて驚くのだわ!!??これは参考?になったのかしら。」
そんな繰り返しが続きとうとう向こうから声をかけられてしまった。

「どうしてって?私はおおばあさまのような怖くてすごくて人々から恐れられる魔女になるのだわ!」

そんなこんなでおおばあさまの話をして、貴方にもそんな尊敬する方はいないのかしらと問うてみる。
孤児院なのね、そして随分と大所帯。
家族と言って楽し気に話す彼の瞳は優しい色を灯していた。
 
興味がわいたので連れて行ってもらったけど、小さな子供たちにもみくちゃにされかけて。
仕方ない、このボロ雑巾ををぶん投げて。成功、みんなイバラギに興味もったようであった。

「ナ??チョ、使イ魔ダカラッテコノアツカイハネーダロウヨー!!中綿デチマウー!」

何も聞こえなかったことにした。

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こちらから驚かしにいくこともあれば向こうから逆に声をかけられることも増え、

「ふふふ、すごーい魔女様は人の心を掴むすごーい魔法をつかえるのだわ!」
「でも、本当に私のまぼろしで怖がらなかったのは貴方何者なのかしら。」

冗談まじりに談笑する。結局幻以外の魔法なんて使ってなかったけれども。
どうやってまぼろしに色をつけていけるかとか色々考えてくれたり話してくれて。

闇夜の陰におどろどろしい影が並ぶ。
互いにその主たちは会話を交わす。
魔女の心は弾んでいた。

「だってこうやって何も無くても来てくれる優しい貴方、ええ魔女様からみればとっても甘々なのだわ。」
私はそんな笑顔でやさしい彼に言う。

キャプション編集中

なにかございましたらご連絡くださいませ。

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2020-09-08 13:48:53 +0000