「一族のしきたり?そんなもの知らないわ。あたしはあたしなんだから」
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◇ディアナ
性別:♀
年齢:成竜(儀式をしたばかり)※人間の年齢でだいたい18歳くらい
種族:月輝竜族
身長:1.6m
所属:緋獣国
ポイント:20(幸運20)
運命数:3
スキル:月輝竜旋・奏詩(げっきりゅうせん・かなでうた)
月輝竜旋・想詩(げっきりゅうせん・おもいうた)
※月輝竜族の『詩』と『スキル』については下記参照※
一人称:あたし 二人称:あなた、きみ、呼び捨て等
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〇素敵なご縁を頂きました!
お相手様:明燈さん【illust/83915536】
『まったく明燈はあたしが居ないと本当にダメなんだから』
・出会ったのは武闘会の前座で詩を披露する依頼で闘技場に行った際に時間を潰す為に訪れた人気のない修練場。自分には興味を持たないと言い放った彼、でも嫌な気持ちにはならなかった。だから勝手に居座って自分の話を色々した。そこから長い長い二人の時間が時を刻み始めたのだった。それによっていつしか出来た関係は確かにはたから見ればぎくしゃく、かみ合っているかさえ不思議だろうが……そこには確かに『何か』があるのだろう。その証拠に二人でよく旅をするようになっていく。それは彼女が望んでいた願いだったのだから。まあ、それは偶然か気まぐれなのかもしれない。でも、彼女は表情を見せない彼の横で笑顔であの頃と変わらず語りかけていくのだから。
時折、誰も聞いたことのない詩が聞こえてくる。それはきっと……。
『何よ、あなたが話を聞いてないからこっち向いてって引っ張っただけじゃない。勘違いする男って嫌われるのよ? そう、それでいいのよ……って興味がないけど話は聞くって本当信じられないんだけど! ま、勝手にさせてもらうけどね。あたしね―』
『あたしはちゃんと考えて物事言ってるつもりなんだけど。まあ、そこまで聞いてくれてたっていうのは素直にお礼言いたい……けど言い方! 野蛮人共って誰かわからないけど、言い方もう少しどうにか出来ないの!?』
『こうやって明燈も自分のこと話してくれるようになったこと、あたしは嬉しいかな。……でも明燈はいつまで【無いものねだり】してるの?明燈ならわかってるんじゃないの?本当は……。……あ、明燈待ってよ。ねえ、ねぇってばっ!』
『あたしね、この場所で明燈と会えなくなってからずっと胸の奥で詰まってるモノがあるって気づいちゃったの。言わないでおこうって何度も言い聞かせてたんだけど……もう一度この場所であなたと会えたらいつも通りに話そうって。でもまた明燈の顔見たら我慢できそうになくて……あたしね、明燈のこと好きになっちゃったみたい(笑顔の目元から涙が流れていく)』
『マガイ者なんかじゃないわ。だって明燈は明燈でしょ? ……それに、拒否なんてしないから。どうせあたしは変わり者ですよーだ。明燈こそあたし逃したらぜーったいに相手なんて出来ないだからね!どこまでも着いていくんだから覚悟してよねっ』
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月輝竜と呼ばれる種族の雌竜。
人見知りせず、明るく元気な性格で押しも強く、自分の考えははっきりと相手に伝える。例え年長者だろうが、その姿勢は変わらない。詩を謳うのがとても好きで、謳っている時の表情は普段とはまた一味違い、優しくも美しく儚げである。ちなみに角は中々触らせてくれない。
一族の古いしきたりで隠れ里から出てはいけないと言われていたが、誰かに決められた通りの生き方を好まなかった彼女はもっと広い世界を見てみたいという想いから里を飛び出してきた。現在は王都にある路地の片隅で詩を謳い、日々の路銀を稼ぎ食いつないでいるが自分で決めた道なのだから例え野宿の日があろうと悲観的には考えていない。謳う時はいつも身なりを清潔に整えている。本人曰く、身体の穢れは心の穢れであり詩も穢れてしまうらしい。たまの日には小さな舞台で謳うこともある。将来的にはお金を貯めて、緋獣国の全土、そして他の国へも旅をするというのが彼女の夢であり目標だという。
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◇本人についての補足
・緋獣国のある地方に存在する月輝竜族の隠れ里に生まれ、生まれ持った『詩』の資質により一族の代表となるべく育てられた雌竜。しきたりによって里から出ることは禁じられ、番も自らが成竜の儀を行った後に既に選ばれた候補から決めるということが定められていた。しかし、伝え聞く外の世界に憧れた彼女は成竜の儀を終えた後隠れ里を抜け出してきた。物心ついた時から誰かに自分の生き方を強制されたり、定められることに疑問を感じていたことから一族からの離脱を決意し時を待っていた。
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◇月輝竜族の詩について
一族の者は全て謳う能力が生まれながらに備わっている。
自らが紡ぐ『詩』によって他者に力を与え、効力は対象によって形を変える。例えば力を振るう者には更なる力を。傷を癒す力を持つ者にはその効力を増幅させ、孤独に思い悩む者には平穏を与える。通常は『奏詩』 と言われている。しかし、生涯を共にする番と出会った時、その者だけの『詩』が自然と湧いてくる。それが『想詩』である。月輝竜族の『詩』は単なる音ではない。語りかけるのは聞くことを望む者の心なのだから。
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〇コチラ【illust/80979654】の企画様に参加させて頂きます。
引き続きよろしくお願い致します。
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2020-08-29 06:30:57 +0000