●9月15日 15:17のメッセージ確認済みです。3期もよろしくおねがいします!
「そこのデカブツ。そう、アンタ。
邪魔だからどいてくんない?」
⛓ ベルハント|Profile ⛓
●所属国:緋獣国 ●運命数:5 ●総Point:20pt(精神力20pt)
●年齢:26 ●性別:♀ ●身長:188cm
●一人称:オレ(基本)、アタシ(稀) ●二人称:アンタ、呼び捨て
顔の両側についた鎖が特徴的な女性。
その他の特徴として、断耳や断尾したドーベルマンのような見た目を持つ。
服は新品に変えてもいいのだが、引き摺られるとまたボロボロになってしまうのでもうやめた。
今のところは各国を適当に練り歩いている。
永住地は特に探していないようで、その日の気分で自由に行動する。
どちらかと言えば死に場所探しの方が近いのかもしれない。
生死の概念については、かなりライトで生き恥(延命)晒してまで生きようとは思っていない。
⛓ 種族 ⛓
詳細はこちらをご確認ください。
novel/13694951
⛓ 2020/08/28 ⛓ すてきなご縁をいただきました!
アティス・Δさん【illust/83750091】
ゆっくりと、目を開けた。
いつもと同じ真っ黒な空と、……初めて見る町並み。
普通であれば驚くところなのだろうが、それには慣れていた。
町を越えてきたからにはこの辺り好みの野郎がいる。ということになるのだが――。
辺りを見渡しながら考えていた身体が、足の歩みと反発するように舵を取る。あいつらだ。
「っ……おまえらいい加減にしろ!」
その言葉が口から出ると同時刻。進行方向にも変化があった。
……臭う。
とても臭う。
それで気づいた。建物の影に溶け込むような地味な奴が。
「あ~クソっ、寝起きにゲロとか勘弁しろよ」
髪を掻きながらも、そいつの"原因"を食べた。
酒の匂いもヤクの匂いもしなかったのもある。いつもの気まぐれだ。
「じゃあな、ボンクラ。人様の前でゲロはもうすんなよ」
そう言って獲物を探すためその場を去る……はずだったのだが。
あろうことかそのボンクラはオレの行く手を阻むだけでなく、お礼がしたいからついてくるといい出した。
勿論人様の前でゲロをする奴と一緒にいる義理も、趣味も持ち合わせていない。
「何度も言わせんな。オレのことを恩人だと思うなら、オレの邪魔をすんじゃねぇよ」
さっき食べた奴の感情からして、感受性が豊かなボンクラは傷ついてさっさと帰るだろうとたかを括っていた。のだが…そいつはそんな言葉では傷つくことはなかった。オレの気まぐれな"行動"に恩を感じているからか、そいつの芯はその程度では揺るがなかったのだ。
…はあ。
「……ベルハント」
「さん付はやめろ、ベルでいい」
オレのほうが芯を折ることになる、はじめての出来事だった。
・・・・
ボンクラは言葉通りオレの後をついてきた。
上手く巻いたと思っても、奴は簡単に追いついてみせた。
諦めの悪さというか、感謝の気持ちの強さというか……。相当だぜ、これ。
……試してみるか。
奴は葬儀師で、まあ世間的には常識的な生き物だ。
オレの狩りでも見たら非難してついてくるのもやめるだろう。
そう、思っていた。
だがそれはオレの見当違いだった。
奴は非難するどころかそれを『肯定』した。
「ふーん、わかってんじゃん」
・・・・
「ボンクラとの旅も板についちまったな」
「オレは最初からベルでいいって言ったろうが」
「さっさと行くぞ」
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2020-08-22 20:42:21 +0000