コピーエックス

絆太

オメガと並んで好きなキャラクター。どうにも自分は「英雄の影」的なのが好きみたいです。

コピーエックスは「本物のエックスや君(ゼロ)にできなかったことを、このボクが成し遂げたのさ!」という態度で、エックスの威を借る幼稚な子供……と、いや〜なキャラ造形をしています。

しかし、そもそもコピーエックスとは不在となった英雄・エックスの「後釜」として生み出された存在です。
もはや生まれた瞬間からアイデンティティクライシス。自分は自分ではなく、ただ「エックスの後釜」。それだけ。

そんなコピーエックス は、「オマエもこの世界も全て紛い物」「弱いな」「エックスはオマエみたいに単純じゃない」「エックスはもっと強かった」など、ゼロにボロクソ言われた挙句に撃破されるという末路を迎えます。

ゼロ3で復活を遂げたMk-2も、登場した途端バイルの傀儡だということが察せられます。
「コピーエックスMk-2」という名前(便宜上のものでしょうが)からして、彼個人の尊厳などないように感じます。
そしてまた悲惨な末路を迎える。バイルに屍を利用し尽され、捨て駒にされ、2度目の死すら利用されます。

そういう視点で見てみると、コピーエックスもなかなか不憫なヤツですね。

#megaman zero#Copy X#Yuka Imai#Inti Creates

2020-08-17 16:19:55 +0000