illus:20200816 漫画版での機械獣に対する教授の台詞が後のジョジョ的説明的節回しで大好きです。
「マジンガーZ」は小さい時再放送とかよく視てて、漠然と好きでした。 そののち、いい歳になってそれをお約束事的なステレオタイプのいわゆる「ヒーローロボ」の原典って認識になってたところで改めて観なおした時、意外にリアルロボ的テイストが溢れてる事に驚いたんです。 巨大ロボものが 決まった展開のお約束劇の体裁をとるのは、実は「マジンガーZ」より後の作品群からなんですよね。
それは「機動戦士ガンダム」でリアルロボってジャンルが拓かれはしたけど、追随する作品がそれをテンプレート化してひたすら踏襲したり、「新世紀エヴァンゲリオン」で創られた個性的な演出がやっぱり似せたり、あるいは教科書的に使われたりしたのと同じに思えます。 それが必ずしも悪影響だったとは言いませんけど。
で、そんな後続作品群を知った後にそれらの原点になった作品を観なおすと、初めてゆえの試行錯誤とか、過渡期ゆえの独特の表現とか、そんな雰囲気がとてもたまらなかったりしました。
2020-08-15 20:32:08 +0000