中東のとある国では四属の神官がその力でもって精霊と繋がり力をかり、王家と国を守ってきた。2年に一度四属揃っての祭礼が行われ、四属神官が祝詞を奏上しながら舞を奉納する。その祭礼の準備が行われた。風の神官の舞です。
祝詞)
峠のかげに咲く花は 咲いたばかり
手も届かないし 落ちることもない
ああ花の棘は 酔った私の手を切ったようだ
東に飛び立つ鳥は 巣立ったばかり
大きく高く 遥か彼方の灯火のように
ああその羽搏きは 震える君の頬を抉ったようだ
一夜の魔法は千夜と続く
静かに眠る 砂漠の月を起こさぬように
愛する月が 砂漠の泉へと落ちぬように
(Ye Goli Saye Chaman一部抜粋とオリジナル)
2020-08-15 11:03:13 +0000