またもや三つ巴

オダジ
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「ちょっと聞いて下さいよ緑間君。ーーあれ?スーツなんて着てどうしたんです?」
「うむ。せっかく親が仕立ててくれた服だからな。着てみただけなのだよ」
「とても似合ってます」
「そ、そうか。ならばこの後外で夕食でもどうだ」
「えっ、赤司君みたいな事言ってどうしたんです?それに僕、パーカーとジーンズで普段着なんですが」
「カジュアルなイタリアンならば構わないだろう」
「うーん、敷居とか高くないお店ですか?」
「ああ。俺は彼奴とは違う。ーーーそれで、何か言いかけてなかったか?」
「ああ!‥‥この前霧崎第一と練習試合があったんですが、何故か赤司君が誠凛ベンチに座っていて、」
「何!?先週の試合だな?くぅう、俺は神奈川で黄瀬の学校との練習試合だった。不運にも日程が重なったな」
「はい。海常と秀徳戦、間近で観戦したかったです」
「‥黒子の試合のビデオは桃井からゲットする手筈なのだよ」
「えと、そちらの試合ビデオは、黄瀬君が今度持ってきてくれるって電話で言ってました。」
「(あの駄犬め。抜けがけするつもりかっ)俺のを渡すのだよ。持って帰って観ればいい」
「わあ、ありがとうございます緑間君」
「お互い怪我も無く勝ったようだし、今日は一応いいい、祝ってもいいと思うのだよ」

「それはおめでたい。俺の応援の賜物だな。さあ行こう」
「「赤司!」君!」
「‥‥また住居不法侵入なのだよ(ゲッソリ)」
「神出鬼没ですね赤司君。ーーそれより!」
「なんだい、黒子?」
「この間のは何の真似です!?しかも僕のリストバンド返して下さいね」
「ははは、そう怒るな。せっかく応援しにわざわざ京都から飛んで行ったんだ。ご褒美くらい貰ってもバチは当たらないだろ?」
「使い古したリストバンドなんて欲しいんですか?」
「ふふ。まあね」
「全く、赤司君は理解不能です。(荻原君とチームメンバーから頂いた物じゃ無いから、まあいいですけど)」
「赤司、貴様というヤツは‥‥」
「でも僕は怒ってますからね!赤司君がベンチに居て、チームの皆も、対戦相手もドン引きだったじゃないですか!」
「相手が花宮率いる霧崎だ。怪我をしないか心配だったんだ。」
「赤司、少しは自重しろ!」
「へえ、緑間。そんな事を言える立場かな?」
「?」
「vol.4のノート、否、もはや本だな。その存在を黒子に教えてやってもいいのなら、」
「よし。三人で食事に行こう、即出発するぞ」
「緑間君、赤司君?ーーノートって何です?」
「まるでストーカーの、「し、小説を書いているのだよ!」
「緑間君が?(キラキラ✨)読んでみたいです!」
「ぶはっwwく、黒子は怖い物知らずだなw」
「ホラーなんですか?」
「ぶはっwww」
「赤司君?大丈夫ですか?崩れ落ちてますけど‥」
「そ、それはだな。いつかは黒子に見せたいが、それは今じゃない」
「なるほど。未完成なんですね。分かりました。完結するの楽しみに待っています」
「あ、ああ」
「それに、僕はホラー苦手じゃ無いですからね」
( *`ω´)

「「か、可愛っ」」
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 。゚(゚´Д`゚)゚。

_φ( ̄ー ̄ )

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2020-08-13 07:03:32 +0000