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蘭。■ポラリスの英雄歌【illust/80979654】
こちらの素敵企画に参加させて頂きます。よろしくお願いいたします。
「ちがっ……！この服はけっして趣味ではなくっ！！」
「目指すところは文武両道……かな。まだ文が全然だけどね」
「最近なんだか変な音がするんだ。気のせいだといいんだけど……」
◇ネイア・ジャスシップ（Neia Juthsip）
年齢：17歳 性別：男性 身長：189cm
所属国：緋獣国 総ポイント：20pt 運命数：5
◆穏やかでお人好しな性格の男性。
両親が酒場兼食堂を営んでいて普段は店の手伝いをしている。
食堂時の仕事は買い出し、配達、簡単な調理、給仕。酒場時の仕事は用心棒、酔った客同士による諍いの鎮め役……などをこなす体のいい雑用係。
店内警備時は店の隅で待機しているため、客に違和感を与えないようにと女性用の制服を着せられた。
武器である棒を抱え、目を光らせている姿に付いたあだ名は「給仕長」。
最初は酒場営業時のみの着用だったが、今では日中でもこの姿でいる。
特技は足技を組み合わせた棒術。緋獣国武闘会にも毎回参加しており、そこそこの成績を収めている。
文武両道を目指し、最近は本をよく読むようになった。いずれ家を出て他国をまわり見聞を広げようと思っている。
◆種族：アヴルファ族
馬の亜人。ピンと立った耳、長い腕と脚、さらさらの尻尾といった外見的特徴を持つ。
祖先は半人半馬。世代を重ねた現在は二足歩行だが、稀に先祖返りを起こした者が生まれる。
手の形は人間と同一で爪が蹄のように非常に硬い。
寿命は80歳程度。音に敏感。とても俊足である。
◆所有スキル
「一駆千里」（いっくせんり）
最高速度90km/hで走ることが出来る。ただし、最高速度を継続出来るのは5分程度で休養が必須。
回復までにかかる時間は使用した時間や距離によって変化する。
■■■素敵なご縁を頂きました！■■■
翠才国 セラ様（セラさん）【illust/82987642】
森の奥に住む得意先に注文の品を届け終え市場へ向かう道中、微かな悲鳴を耳が捉えた。
誰か――女性の声だ。
つと、客の話を思い出す。「最近、野生生物が狂暴になってて、森にいたら襲われた」――と。
得意とする棒を今は持っていない。だが、助けを求める声を無視出来るはずもない。追い払うだけなら足技でなんとかなるだろう。
そう見切りをつけて、声の方向へ走り出した。
地面にへたりこんだ青い髪の女性は、野生生物に今にも襲われんとしていた。
「こっちだ！！」
突然発した大声に注目が集まる。予想通りに野生生物は標的をこちらに変え、向かってきた。
女性に被害が及ばぬよう野生生物を引き連れて一旦場を離れ、なるべく遠い場所で蹴りを見舞い追い払う。
再び女性のもとに戻ると、まだ座ったままだったが、安堵の表情を浮かべていた。
「大丈夫でしたか？最近、野生生物が狂暴になってるって聞いてて……！」
よく見ると女性は人魚だった。様々な種族が集まるポーラシアで店をやっているのだ、人魚種も見たことはある。だが、こうして陸にいて平気なのだろうかと疑問が頭をよぎる。
「ひとまずここを離れましょう。うち、食堂やってるんです。お茶とか飲んで落ち着きましょう。なんなら入れるお水も用意しますよ」
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「へぇ！研究者さんで翠才国から取材に！じゃあ、他の国のいろんなこと知ってるんですね！すごいなぁ」
「もしよかったらでいいんですけど！セラさんが研究してるお話、ぼくに聞かせてくれませんか！？もちろんただでとは言いません。そうですね……出かけるときの護衛役とか。それなら多少自信ありますんで」
「今度緋獣国の武闘会があるんで、見に来ませんか。セラさんといろんなとこに行くようになって、また少し強くなったんですよ！今回はいい成績残せそうです。……それに、セラさんが見てくれてたらもっと頑張れる……（ごにょごにょ）」
勉強熱心で物知りな彼女に抱いた憧れや尊敬の念が、別の感情に変わっていくのにそう時間はかからなかった。
「鱗、また透けてきてませんか？そのまま魔力を込めるの忘れて、セラさんが消えちゃうなんて絶対に嫌ですからね。本当、忘れないでくださいよ……」
「セラさんから見たらぼくはまだまだ若造で、頼りないかもしれない。それでも、これからもあなたを側で守らせてください」
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■愛しい子ども達■
ラキシア【illust/84501538】
2020-07-31 16:46:43 +0000