それはもはや、歴史書に書かれているだけの存在だった 四つの民が、ひとつどころに住まい、栄華と繁栄を極めている時代があった その時代には瘴気がなく、また魔物さえいなかった 北の空が暗闇に包まれるまでは それ以降、その時代が再来することはなかったいえ、もしかしたら、 その時代を蘇えらせることができるのは、わたしたちなのかもしれない そんな夢を抱えて、旅を続けたいと思った Rebena Te Ra
2020-07-29 02:43:28 +0000