鷹尾城(兵庫県芦屋市)

美兎子

永正八年(1511)に両細川の乱に際して細川高国派の瓦林正頼が築城した。鷹尾城は阿波から京へ向かう進路にあたり、阿波の細川澄元の進路を防ぐ目的があった。同年七月に細川澄元が摂津国に上陸し、七月二十六日に鷹尾城周辺にて戦闘が開始された(芦屋河原の戦い)。八月八日に鷹尾城は澄元らにより包囲され八月十日に正頼は伊丹城へと退却した。その後高国派も盛り返し正頼も鷹尾城に戻ったが、高国に謀反の疑いをかけられ永正十七年(1520)に自害した。

#縄張図#castle#鷹尾城

2020-07-23 12:03:47 +0000