◇名前:レーゼツァイフェン
◇年齢:380歳 ◇性別:女性 ◇身長:15㎝~140cm
◇所属国:翠才国 ◇総ポイント:20pt ◇運命数:1
+----------+
📚素敵なご縁をいただきました!(8/8)
青月国:セイリオス-パズロさん【illust/83457230】
-----
初対面での印象は、「失礼な奴」だった。
「誰がお嬢さんだ! 誰が! 儂はこれでも400年近う稼働しとる!」
翠才国での情報なら儂に尋ねるとよいと、弟子…奴にとっては義姉にあたる…に紹介されたとのことだった。確かに、書物に関する以外の情報は嫌でも耳に入ってくるゆえ、「蓄えて」はおったが。それらを話してやった時に、あまりにも瞳を輝かせて聞き入るものだから、つい話過ぎてしまった。しかし、「求める者には与えること」が当たり前であり、儂の役割なのだから、と、その時は深く考えてはおらなんだった。
「なんじゃ、おぬしか。マメに来るのぅ」
それからというもの、奴は足しげく「図書館」へと訪れるようになった。情報が欲しい、知識が欲しい、と。ある日突然そうしてからというもの、手土産を持ってくることも珍しくはなくなった。
弟子のひとり、と言ってしまえばそれまでなのだが、目をかけていないと言うと、それは嘘になる。そんな程度には、奴は、「踏み込んで」きたのだった。
「そうさの…この躰も、あと20年もすれば壊れてしまう。
無様な姿を晒すぐらいなら、おぬしに喰らってもらうのも、
あるいはひとつの選択肢なのかもしれないのぅ」
奴の「想い」を打ち明けられ、同時にその身に流れる「番喰らい」の血についても明かされ。それに対して、ふと脳裏をよぎった言葉を、らしくもない、そのまま口に出してしまった。
それを聞いた、その表情が、どこか縋るような、けれど救われたようなそれが、くっきりと目に焼き付いてしまって。「戯れ言だ」と誤魔化すもできなくなっていたのだ。
+----------+
📚既知関係
翠才国:クロノス-パズロさん【illust/82894185】
彼女が学生であったころからの知己であり、
現在は師弟として研究の相談に乗ったり助言をしたりしています。
+----------+
◆スキル:アクテハール
髪に記録や記憶を蓄える。髪の毛を渡すことで任意の記録や記憶を
相手に譲渡することもできる。
◆ポラリスの英雄歌【illust/80979654】にお邪魔させていただきます。
不備等ございましたらお手数ですがご一報くださいませ。
2020-07-08 09:15:11 +0000