こちら【illust/81100539】の企画に参加させていただきます。
一人称:わし
二人称:ぬし、(名前呼び捨て)、だんなさま
古めかしい言葉遣いを好むが舌っ足らずでいまひとつ威厳がない。
▼プロフィール
因習の残る時代、とある村で暮らしていた少女。
村が飢饉に見舞われた折、人身御供として川に沈められた。
大人たちからは「神に嫁ぐのだ」「村のためになるのだ、誉れだ」と聞かされ、贄となることに疑問は抱かなかった。
実際のところ、少なくとも村人たちが信じていたような神はおらず、行き場所を失った少女の魂はふらふらと彼岸をさまよっていた。
そうしてある日、運命の相手と出会う。
面の布の下は金目。
村では鬼子として忌避されていた。
そんな自分が村の役に立てることは本心から喜んでいた。
彼岸で死者と交流する内、知識は並みの人間を超えているが、精神の成長は十かそこいらで止まっている。
自身を含めた人柱を供養する神社を此岸との架け橋に使っており、そこから現世の様子をこっそりと伺うことがある。
その折に「だんなさま」と出会い、婚姻の約束を交わした。
▼補足
プロフィールにありますとおり冥婚のお相手様とは以前に婚姻の約束を交わした関係となります。いつ交わしたのか、約束を交わしたことを覚えているのかなどの設定はお話をしながら決められればと思います。
設定上冥婚には肯定的であり、積極的に「だんなさま」を彼岸に連れていこうとします。
▼交流について
遅筆のためpixiv上での漫画での交流などはお待たせすることが長くなるかと思います。Twitter上で落書きやキャラクター語り、SSなどをメインに交流できれば幸いです。(Twitter:twitter/kabitamago_trpg)※Twitterは企画専用アカウントではないため雑多な投稿が多くなります。あらかじめご了承ください。
▼その他
既知関係などはご自由にどうぞ。
ありがたくも申請をいただいた場合、3日以内に返信させていただきます。もし時間を過ぎても返信が無ければお手数ですが再送をお願いいたします。
▼ありがたくも素敵なご縁をいただきました!
東海 七さん【illust/81654938】
「わしのすがたが見えるのか?
ならばきっと、ぬしがわしの"だんなさま"なのだろう。
まっておった、長い間まっておったぞ」
「やくそくしておくれ。
いつかきっと、わしをむかえに来てくださると」
長い長い独りの世界でようやく出会えた光に、
その約束をよすがにして待ちわびる年月は、
それまでよりずっと一日が長く思えた。
「――ああ、だんなさま。やくそく、守ってくださった」
「めおとというのは、こうしてつれだって出歩くものなのだろう?
どこへ行こうか」
「こうしてだんなさまとともにすごせることが、わしにはなによりうれしい。
幸せと言ってちがいない。
……だんなさまは、七は、わしといっしょで幸せか?」
「この手をどうかとっておくれ。
ずうっとそばにいておくれ」
キャプション編集中(6/23)
2020-06-16 15:18:43 +0000