新たなるオリジナル艦娘はあたご型護衛艦より1番艦あたご。艦これ初期の人気を支えた一角であり、今尚夜戦部門においても根強い人気を持つ愛宕の後継者、その実力とは……⁉︎
●元ネタであるあたご型護衛艦とは?
海自初のイージス護衛艦であったこんごう型に次ぐミサイル護衛艦であり、基本設計は同級を基にしている。
相違点はヘリコプター格納庫を設けた点と、こんごう型において採用された船型がステルス性に恩恵のあったことから、本級においては設計段階からステルス性を意識したことである。(具体的には主砲・マスト・煙突の形状が角ばったものに変更されており、これは艤装にも反映している。)
1番艦「あたご」と2番艦「あしがら」の全2隻。20年3月にまや型「まや」が就役するまでは海自最新鋭のイージス艦でもあった。
●キャラ性格設定について
前述の通りまや型就役まで最新鋭のイージス護衛艦であったこと、加えてネームシップでもあることからそのことへの自覚と使命感を強く持つ生真面目タイプの娘、というのが基本的な位置付けです。ただし些か肩の力が入りすぎなきらいもあり、それが原因で失敗したりドジを踏む場面も見られます。(実艦において国籍不明の潜水艦を追尾するも見失ったり、衝突事故があったりといったことがありました)
ただしあくまで失敗する「こともある」であり基本はそれなり有能な子であり、失敗してもさほど凹むことはなくどちらかといえば「次はちゃんとやれますし!」という感じである。
生真面目キャラではあるものの喋りは堅苦しい感じではなく、現代っ子らしく砕けた口調で話します。
生真面目かつウブの気もあり、お色気耐性なども低め。総じて容姿面の特徴を受け継いでいる一方で、性格面ではゆるふわキャラでお色気アプローチも辞さない先代愛宕と比して対照的です。
●キャラクターデザインについて
デザインのビジュアル面についてはあたご型の襲名元である愛宕と足柄(改二)を基にしています。
服装は愛宕のスタイル(ジャケット+その下にボトムスの丈が長く出る)を土台に全体的に丈を上げ、足柄(と愛宕の姉妹艦の高雄)と同様のタイトミニに変更しました。加えて愛宕と足柄改二の制服に入っている縦2本の白ラインを受け継いでいます。ダークグレー基調のカラーは前述の「ステルス性」を意識したものです。
また、護衛艦娘なので自衛官制服の意匠から2列ボタンと肩章を採用しています。ジャケット胸部のフェーズドアレイレーダー部(ちなみに飾りではなく艤装としての機能を持ちます)には艦番号「177」と1等海佐の階級章(1番上の棒が実艦のシルエットに置き換えてある)を描いています。
服装面では印象が大きく変わりましたが(首元のリボンとカチューシャの色には先代愛宕の名残があります)、容姿面では愛宕の特徴であるウェーブがかった金髪ロングと碧眼(とついでに重武装な胸部装甲)を受け継ぐこととなりました。ちなみに髪型は完全なツーサイドアップではなく、中央の一部はそのままストレートに垂らしています。
●艤装デザインについて
艤装は襲名元となった愛宕・足柄というよりは技術系譜面で基となったこんごう型護衛艦のものをベースに改良を加えました。主砲・煙突・マストの形状を変更(マストは絵だと隠れてますが…)、ヘリ格納庫の増設、それに伴うヘリコプター移動軌条の設置を行いました。
加えてこんごう型のデザイン後に金剛改二丙が実装されたのでその要素をこちらにも反映し、下回りの形状の変更と短魚雷の位置の変更を行いました。
2020-06-13 11:56:57 +0000