真田信之に殉死したただ一人の家臣・鈴木右近。
信之は93才と長生きしたために若い頃からの家臣は皆死んでしまって、信之が死ぬまで残ったのは鈴木右近くらいだったのですよね…。
鈴木右近は信之の息子・信吉に付けさせていたのですが、信吉と折り合いが悪く出奔してしまったのですが信之は無理を言って連れ戻したり、信之の隠居後は隠居所の近くに住んで信之と一緒に釣りに行ったりと仲良しおじいちゃんぶりがまた可愛らしい…。
今回漫画に描いた「殿の死出の旅路には私が手を取って差し上げます」と右近が言ったというエピソード。ものすごく好きなエピソードです。そんな右近に対して「お前は狸だな、化かすでない」と冗談を言った信之…。めちゃくちゃ嬉しかったんだろうなあ…。
2020-06-09 13:52:42 +0000