法然上人は、鎌倉時代の仏僧で、浄土宗の開祖です。比叡山で修行した後、専修念仏を主とする教え「浄土宗」を開くことを決意し、比叡山を下る。京都岡崎の地において、夢の中で中国の専修念仏の第一人者、善導と対面し、浄土宗の開宗をますます強く決意。(後、この場所には金戒光明寺が建立される。)「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えることで、極楽往生できるという教えは、多くの庶民に受け入れられたものの、旧派の仏僧達から弾圧をうけ、讃岐(香川)に流されたりもした。罪許されて京に戻ってからは、晩年を吉水草庵(安養寺)ですごした。霊廟は、知恩院の法然上人御廟です。
2020-06-08 14:19:56 +0000