【PFAOS】従軍画家ルコハリ【ラクハナダ】

いもーす

「戦争画が楽しいわけないでしょ。でも仕事なので。やる人いなかったら誰が記録残すのって話スから。」
「いいな、新大陸。戦争終わったらそっち行って風景画でも描いてノンビリ暮らします。」

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ルコハリ=リクド
人間換算で21歳/160cm/♀

月庭商隊リベリタ【illust/78953273】からの口利きにより新生ラクハナダ【illust/78953136】の従軍画家となる。

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新しい皇帝になってから、奴隷制度にもわずかながら変化があった。まずはひどい待遇を受けていた奴隷が減ったように思う。
まあボクは最初からいい環境にいたからそのへんの恩恵はあんまり感じなかったのだけど、ただどうにも珍しい種族を集めて囲うご主人のその行為は摘発の対象に入ったらしく、ボクも屋敷から保護され〈リベリタ〉なる商隊に保護された。
お屋敷にいたときは好きなように絵を描いて過ごしていたが、リベリタに来てからはやれ勉強だのやれ身の振り方だの職業訓練だのを教え込まれた。これがつらい。
周りにいた奴隷はボクよりずっと子供が多くて、彼らと共に行う"なかよしおべんきょう会"は心に堪える。そのためよく抜け出しては絵筆と共に過ごし、そしてサボるなとサビクに怒られる。



アルセローナがルナスへ侵攻したとの報せは瞬く間に民の間にも広がった。
女王やルナスの他の国もすぐさま軍の準備を始め、今までも小競り合いの気配はあったものの此処まで物々しい空気は生まれて初めてと言える。
「従軍画家になれ、危険は伴うが悪い条件ではない」
声がかかったのはそんな折だ。
従軍画家___要は軍属として戦場に出向く画家である。
ラクハナダとかいう、女王と共に遠征をした部隊が正式に軍隊として発足し、まだ人員に空きがあるのだと。
リベリタとそこの隊長は関わりがあり、実際ここからラクハナダへ籍を移した者もいるから不自然ではないとイスマイルやシェーダンが書類を片手に話してくる。
 
 
で、ボクはなんと答えたかというとイエスである。理由はいろいろあるが、一言で済ませるなら「絵を描けるから」
だから今こうしてアルセローナとルナスがぶつかってる瞬間をカンバスにおさめているのだ。
楽しい題材ではないが、描いたものが世に残るのかと思うと不思議な気分だ。お屋敷では描いたものは積み上げられていくだけだったから。
それにラクハナダの連中はやたらめったらボクの絵を褒めてくる。それはとても…良い気分だ。
画家ってのはふつう生きてる間評価されないもんだからね。

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アフター時空加入のラクハナダ隊員です。

設定の一部として月庭商隊リベリタ【illust/78953273
種族設定として無翼鳥人【illust/78963876
お借りしました。
リベリタさんに関しては現在は籍を置いていない状態ですので問題ありましたらタグ消します!
キャプション内で珍しい種族〜と出してましたがデルーでは無翼鳥人は珍しいとかそんな感じでひとつ。

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2020-05-31 03:18:43 +0000