【Pixz】怒りの落雷【CUZRT社】

モフパン
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 こちらnovel/12981913novel/12980877の続きになります。

 CUZRT社の本社ビルへ侵入するコウガとビャクライオー、レスキューフレイム。
 そんな時、ヘアベルから連絡が来て、CUZRT社がアサナを使ってトイランド星の王女 ヴィーボを誘拐させ、ゴールデンカオス軍を語って、スペースレジスタンスに対し「兵器改造エイリアンの兵器構造データ」とヴィーボを交換しようと要求するという話をした。
レスキューフレイム「なるほど…バクテリアン帝国だけではなく、今度はスペースレジスタンスの技術を盗もうとしていたのか…」
コウガ「CUZRT社の工作員が盗みに失敗したということで、トイランド星の王女 ヴィーボを誘拐し、要求してきた」
ヘアベル『結果的にはそうなりますが、安心してください。誘拐は何とか阻止し、アサナさんに協力してもらってヴィーボちゃんの偽物を送り込みました。』
レスキューフレイム「偽物?それって一体…ん?」
コウガ「フレイムさん?」
ヘアベル『どうかしましたか?』
レスキューフレイム「あれ…」
 コウガとビャクライオー、レスキューフレイムの前にCUZRT社の本社ビルからフード被った女性とヴィーボちゃん(?)が現れた。
ビャクライオー「ヴィーボ王女と…あの人は?」
レスキューフレイム「ヘアベルが言ってたアサナじゃ…」
ヘアベル『ふぇ?!』(どういうこと!?)
 コウガ達が困惑している内にアサナは一歩前へ出る。
アサナ「スペースレジスタンスの方ですね?」
コウガ「そっそうですが…」
アサナ「兵器構造データを渡しなさい…」
コウガ「…え?」

アサナ「…え?」
レスキューフレイム「…ちょっと待ってて」
 此所でコウガとレスキューフレイムの脳内会話に入る。
コウガ「え?ちょっと待ってください?!コレってどういうこと!?」
レスキューフレイム「これ、CUZRT社側が勘違いで交渉が始まってるじゃないかねぇ;;」
コウガ「交渉って…ヴィーボ王女と交換の!?」
レスキューフレイム「今回の騒動に乗じて、交渉するつもりだったんじゃないかい?」
コウガ「ええええぇぇ?!それ聞いてないですよ!!」
レスキューフレイム「多分、CUZRT社が交渉を持ちかけようとした時に、こっちが来たから交渉しに来たと、勘違いしたんじゃないかい?」
コウガ「CUZRT社ガバガバじゃないですかそれ?!」
レスキューフレイム「無理も無いんじゃないかい…ニコの盗聴器によって、警察がガサ入れillust/81330529して来て、予定より早めてしまったのが原因だろうしねぇ…」
コウガ「でも、兵器構造データ持っていませんよ;;」
レスキューフレイム「だよね;;なんかそれっぽいものはない?メモリーとか」
コウガ「前に没収したDr.イカガスキー博士の嫁画像保管庫が入ったメモリーならありますけど…」
レスキューフレイム「なにそれ?!;;」
 同時刻 スペースレジスタンス本部にて…

Dr.イカガスキー「おお!?おお!!私の(日々の)宝がァァァッ!」

 没収されたメモリーでのたうちまわるDr.イカガスキー博士
レスキューフレイム「よし、それ渡せ」キッパリ
コウガ「はい」キッパリ
 コウガとレスキューフレイムの脳内会話が終わった所でコウガはアサナにメモリー(Dr.イカガスキー博士の嫁画像保管庫)を渡す。
アサナ「感謝します…」
コウガ「約束通り兵器構造データを渡しました!!ヴィーボ王女を帰してください!!」
アサナ「分かりました…約束通r…」

クズロ「気が変わった」
 CUZRT社の本社ビルに何処かに居るクズロは監視カメラから見て、右手に持っているボタンを押す。
アサナ「ッ?!ハッ!?…ガァ!!」
 するとアサナに付いている首輪から何かが注入され、彼女は突然苦しみ始める。
ヴィーボ?「え?アサナちゃん?」
アサナ「離…れって!!」
 アサナはヴィーボ?をコウガの所へ突き飛ばす。
ヴィーボ「きゃああ!!」
コウガ「王女!!」

アサナ「あぁ…ガハッ…」
レスキューフレイム「どうしたアンタ!?」
アサナ「くっ来るな!!」
 首輪からアサナの体内に何かが侵食していく。
ヴィーボ?「アサナちゃん!!」
コウガ「ダメです!王女!!」

アサナ「…これっは…クズ…ロッと!!…」

クズロ「アサナくん、キミには色々と感謝しているよ。決して忘れはしない。キミの最後の働き…我が社のビジネスの為の人柱になってもらう」

アサナ「クッ!…クゥウ!!…な…」
 アサナはポケットからサイボーグ化薬の注射器を取り出す。
アサナ「なめるなぁあああぁぁああああ!!」

クズロ「なに?!」
 アサナはそのままサイボーグ化薬を身体に打ち込み、注入した。
アサナ(…エマさん…ごめん…)
 この時、CUZRT社の本社ビルの上空に天から巨大な落雷が降り注ぐと同時に強烈は衝撃波が周辺に響く。
CUZRT社員A「落雷!?近いぞ!!」
CUZRT女性社員「一体何なの!!」
CUZRT社員B「落ち着け!下手に動いたら危険だ!!」
 なにも知らないCUZRT社の社員達が突然の出来事に動揺する。
クズロ「どっどうしたのだ…はぁあ?!」
 クズロが本社ビル内の窓から見下ろし愕然とする。
???「…ガゥルルルル!!」
 CUZRT社の本社ビル目の前に、それは現れた。全身に電撃が走り、手と足に鋭い爪が生え、猛獣の様に睨み付ける金色の目…その視線は真っ直ぐにクズロに向けられる。

 同時刻 デスペラントとグリーンゴブリンの別々の所にて…
ラグナ「こっこれは?!」
葉月「素晴らしい…」
 二人が別々の部屋でCUZRT社のニュースを見ていた。

ヴィーボ?「そんな…アサナちゃん」
コウガ「これは…一体?!」
ビャクライオー「物凄い殺気…ただ事ではない!?」
レスキューフレイム「なんて姿だ…コレじゃまるで『白虎』じゃないかい!!」

アサナ「ウォオオオオオーーーー」
 クズロを睨んでいたそれの正体は…デスペラントの怪人化ポーションと葉月が渡したサイボーグ化薬が混ざり合った結果、猛獣サイボーグ化したアサナだった。
コウガ「フレイムさん…これって」
レスキューフレイム「こいつは…まずいかもしれないぞ!!」
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お借りしました。
ヘアベルさん、ヴィーボちゃん、コウガさん、Dr.イカガスキーさん(セリフのみ)
ラグナさん、小野寺 葉月さん

解説はこちらillust/81821744になりなす。

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2020-05-24 09:26:20 +0000