素敵企画様に2期も参加させていただきます。
企画元様:恋をするなら異世界で!【illust/78513489】
7/5 6:25 メッセージを一件確認いたしました。ご返信ありがとうございます。
◆Profile
名前:クロシェ・オーモンド・ジュエリオ
所属:カデットブルーラグーン
種族:人間と糸織海月の混血
特技:髪から特殊な糸を作る/服を仕立てる
性別:男性
年齢:29歳
身長:180cm
一人称:私/二人称:貴方(貴女)、君/三人称:~さん
◆Family
◇父:アシュク・オーモンドさん【illust/80334043】(ホワイトタウン)
「私の作る服は、父さんが母さんに仕立てたあのドレスにはまだまだ遠く及びませんねえ。理想を形にするというのは、やはりなかなか難しいものですね」
◇母:レェス・ジュエリオ【illust/80147725】(カデットブルーラグーン)
「母さん。私は貴女に、私が仕立てた服に対する客観的な意見を仰ぎたいのであって、父さんの作る品との出来栄えの比較や差異、ましてや、父さんとの馴れ初め話をお聞きしたいのではありません。
……もちろん、貴女方の仲睦まじさは見習いたい所なのですがね」
◇弟:キルトくん【illust/81569774】(カデットブルーラグーン)
「キルトは真面目で腕の良い、私の自慢の弟ですから。キルトの仕立てる素晴らしい服を、女性が放って置くはずがない。
貴方の作る服の魅力があれば、女性に免疫がないくらい気にすることでもないですよ」
◆婚姻関係
良縁をいただきました!(2020.6.4)
ロベルタ・コーニッシュさん(ホワイトタウン)【illust/81188840】(ロベルタさん)
数年前から毎週欠かさず足を運んでいる、ホワイトタウンの「みんなの市場」。
いつも通り市に集まる人々と歓談を楽しみつつ、行き交う人通りを眺めていた、そんなとき。
すぐ目の前を通り過ぎた長く艶やかな赤髪に、一瞬で目を奪われた。
すらりと長い手足。ピンと伸びた背筋と、歩く度に柔らかに揺れる赤毛が印象的な美しい女性。
是非今声をかけなければ!と、そう好奇心のままに声をかけた。
「そちらの美しい赤毛のレディ!…ええ、そうです。貴女のことです、麗しいひと。
もしお時間がよろしければ――あちらにある私の露店で、貴女の髪に映える装飾品など見ていかれませんか?」
それが、彼女――ロベルタ・コーニッシュと交わした最初の言葉だった。
***
「私はクロシェと申します。貴女のお名前は…レディ・ロベルタ・コーニッシュですね。
名前まで美し…ほう、普段は家事代行業を?それはそれは…、ふむ……
(中略)
…なるほど。貴女のお話は大変興味深いです。貴女さえよろしければ、もっと詳しく伺っても?」
「…おや、もうこんな時間ですか。名残惜しいですがそろそろ帰路に着かなければ。
私の住まいがホワイトタウンでないことが残念でなりません。
貴女のような美しくてお話上手なレディのお話なら、毎日でもお願いしたいのですが。
?ええ、もちろん本心で言っております」
「またお会いしましたね、レディ・ロベルタ。
よければ今日も、貴女のお話を聞かせていただいても?」
「――長話?いいえ、とんでもない。
美しい貴女のお話に耳を傾けながら飲むお茶は最高ですし、ただ町を見るだけでは知りえなかった興味深い話題を 沢山聞かせていただけるので、とても勉強になります。
貴女の貴重なお時間を使っていただいているのですから、むしろ私がお礼を言わせてください。
至福のひと時をありがとうございます」
「ロベルタさんの前向きで仕事にひたむきな姿勢は、きっと伝わっています。
ロベルタさんにはロベルタさんにしかない魅力が沢山ありますから、離れてしまったお客様以上に、貴女を必要とするひとはきっとどんどん増えますよ。
貴女との会話にすっかり魅了されている私のようにね」
「ロベルタさんと居ると、つい時間を忘れてしまうのです。
貴女の声をずっと聞いていたいですし、その明るく愛らしい笑顔をずっと独り占めしていたい。そんな衝動に駆られます。
―――思うに、おそらくこれは恋ではないかと」
「貴女が好きです、ロベルタさん。私の恋人になっていただけませんか?」
「『恋愛がよく解からない』ですか…。つまり、私に好かれること自体は迷惑でないと解釈しても?
では、これからも傍らで貴女を想うこと自体は、辞めなくとも良さそうですね」
「実は私、愛しいひとを自身の作ったもので着飾りたい性分でして……。
ご迷惑でなければ、こちらの髪留めを贈っても?ロベルタさんの美しい赤い髪に、素晴らしく映えるだろうと思いますので」
「ロベルタさん。これまでにもお伝えしてきましたが、私は貴女のことが好きです。貴女のことを……愛しています。
このドレスはロベルタさんのことを想って、貴女のためだけに作った“とっておきの一着”です。
どうか、受け取っていただけませんか?」
プロポーズのつもりで贈った渾身の一着。
それを『受け取れない』と言われた瞬間、呼吸が止まりそうになった。
けれど、続けられた彼女の言葉で我に返る。
『ドレスは次に会う時に』
そう告げられてから数日後。
私の手の中には、最愛の彼女から贈られた金の装飾品。
私からの“とっておきの一着”と交換に、彼女が私のために加工したのだと言う、世界に一つだけの、特別な一点もの。
「『次』の理由はこれだったのですね」
想いが通じ合った歓喜のままに、彼女を抱き上げる。
「私の愛しいひと。どうか私の一生をかけて、貴女を飾らせてください」
驚いて見開かれた彼女の瞳には、この上なく幸せな表情をした自分が映っていた。
◆種族
◇糸織海月(いとおりくらげ)【母方前期CS参照】
◆交流について
既知関係等ご自由にしていただいて問題ございません。
◆猫の手求人について
⇒詳細をCS作品内に収納。(6/15)
◆背景・デザインの一部に素材をお借りしています。
【illust/51783560】
不備・問題などございましたら、お手数ですがご連絡お願い致します。
2020-05-20 03:00:03 +0000