ウォタがらす（じりゅう）
「深海岸地」に生息する竜型モンスター。性格は、非常に獰猛かつ凶暴。背中についた特殊な形状の翼と斧のような尻尾が特徴的。深海岸地の最奥に縄張りを持ち、深海岸地固有の鉱石である「磁石岩」を好んで食べる。この磁力岩というものは、とても強力な磁力を放っており、近くに磁力岩があると互いに引き寄せ合い、融合して一つになる、という鉱石である。これを好んで体内に大量に取り込み続けているせいか、マグテラは磁力を操るという前代未聞の能力を持つ。さらに、マグテラはこの磁力を自在に操ることができ、対象を発見すると磁気を与える。これにより、自身の攻撃に応じて相手を引き付けたり、引き離したり、飛びかかってきたりと、変幻自在の攻撃を繰り出す。磁力は体内以外に、前述した翼や尻尾に蓄えている。また、磁力を元とした遠距離攻撃も可能らしく、マグテラの周囲には常に青と黒の磁気が発生している。これを対象に当てることで、磁力が弱まることを防ぎ、磁気をより強力に蓄積していく。磁気を蓄積させる効力も有りながら、この技自体、かなり威力が高いので、直撃すれば一方的に不利になる。また、マグテラは、自身の磁力を最大出力で攻撃に変換する「磁力開放」という技を持つ。これを使用すると、マグテラの体が磁力によって空中に浮遊し、翼が展開されて独立する。そして、自身と翼、尻尾から体の中心に磁気を集中させ、疑似的なブラックホールを作り出す。疑似ブラックホールは、周囲のものを凄まじい力で引き寄せ、同時に中心に集まっている磁気によって、吸い込まれたものを木っ端微塵にしてしまう。これだけでも十分な脅威なのだが、さらに恐ろしいのは、マグテラには弱点らしき弱点が存在しないことである。磁力開放の後にも特別隙が生まれるわけではないため、終始猛攻が続くのである。そのため、深海岸地の最奥には、基本的に許可が出されたシーカー以外は近寄ることすら許されない。最奥に進んでいるシーカーたちは、自分がマグテラの磁力に引き付けられていることに気が付いていないため、近づいただけで最奥へ進んでしまうことになるからだ。
※磁力開放のイラスト描くのが大変だった・・・。最奥っていうぐらいだから暗くないとって思って、暗くしようとしたけどなかなかうまくいかなくて苦労した。あと、マグテラは「SOUL ITEM」のメインモンスターの内の＜1体＞なんだよ。だから、気合を入れて描いたよ。ゴルガオウと並ぶ出来。
2020-05-17 20:04:35 +0000