ウォタがらす（ごうえいりゅう）
「秘鋼の山頂」に生息するモンスター。たくましい四肢と自身の体と同じほどの大きさを持つ尻尾が特徴。見た目に反して機動力が高く、戦闘の際は常に相手の死角へと回り込む。前述した尻尾は、鋼さえも容易に切り裂く切れ味を持ち、さらにそれを何の苦も無く振り回して攻撃する。流れるような斬撃、一点に威力を込め、叩き切るなど、豊富なバリエーションの攻撃で敵を攻める。だが、ゴルガオウを相手取るときに最も脅威となるのは、機動力でも尻尾でもない、多様な属性である。ゴルガオウの主食は、鉱石と肉だが、「秘鋼の山頂」には、何種類もの鉱石が存在している。ゴルガオウは、食べた鉱石の種類によってさまざまな属性を持つことができる。食べた鉱石によっては、ある時は雷を放ち、ある時は炎を纏い、またある時は冷気を操る。さらに、属性を組み合わせることも可能なようで、炎を纏う雷、冷気を纏う炎なども使いこなす。ゴルガオウの攻撃の中で最も威力の高いものが、上記の属性を全て纏った尻尾で対象を引き裂く「一統両断」。すべての属性を一つの部位に統一することで、言葉通り敵を一刀両断にする。この攻撃を受けたが最後、自身より多少上位に位置する存在でさえ、確実なる絶命が与えられる。が、この攻撃を行うと、多少は体に反動があるようで、ほんの少し、攻撃のチャンスとなる。ゴルガオウの体内にある「轟鋭竜の属核」は、武器に用いると絶大な属性能力を得るとされる。危険度が最上級クラスのモンスターなので、特定のシーカーにのみ、討伐が依頼される。
※「一統両断」の「一統」は誤植じゃないよ。属性を「統一」するから「一統」にしているよ。
2020-05-15 10:15:37 +0000