【恋異世】クゥリマ【2期】

猫狐
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◇6/6 キャプション編集しました。
◇6/21 24時過ぎ メッセージ返信致しました。不着の際はお手数ですがご一報ください。

引き続きこちらの企画【illust/78513489】に参加致します。
よろしくお願いします。

-Profile-
◆クゥリマ/30歳(外見年齢:10代半ば)/147cm
◇一人称:わたし 二人称:あなた
◇所属:カデットブルーラグーン
◇種族:獣人、水精霊、幽霊
◇特技:水と雪雲を操る

〈補足〉
クゥリマの寿命は水精霊の血筋や誕生時に込められた魔力などにより、120~150年程度となります。
外見の成長速度は人間より遅く、40~60歳程度でほぼ止まると思われます。

-Family-
◆父:ウークア(カデットブルーラグーン)【illust/80292666】(2期【illust/82001802】)
「あーっおとうさん!それわたしが取っておいたおやつ…!昨日ひとつあげたじゃん!え、何、お魚…?そ、それくらいじゃわたしの悲しみは――おかあさんがあまりにおいしそうに食べるから自分の分もあげた?……もう、今回だけだからね!」
◆母:エアーさん(モーヴレイニータウン)【illust/80153163】(2期【illust/82001887】)
「おかあさん、聞いて!昨日ホワイトタウンに行ったらこんなお菓子があったの!とっても良い匂いでしょう?え、お店の名前?んーと……良い匂いがした方にあったんだけど…どこだっけ。――まぁいっか!大丈夫、行けば分かるから!……たぶん」
◆双子:スノゥさん(モーヴレイニータウン)【illust/81320465
「やっほー!……あれ、みんなお出かけしてるのかな?――って、スーねぇ!待っててくれたの?えへへ、ありがとう。これね、お土産!二人の分もあるから先に食べちゃおう!聞いて、今日は水路の端っこまで行って……あっ言い忘れてた!――スーねぇ、『ただいま』!」

5/25 素敵なご縁を結んでいただきました…!
◆スゥーロさん【illust/81334838

「♪~♪♪~……んー?あれは…ワンちゃん?こんなところでどうしたんだろ――あっ気づかれちゃった?えーっと…大丈夫、怖くないよ~!…もしかしてお腹が空いてるのかな?」
「あなたの目、すごく綺麗…!普通のワンちゃんじゃなさそうだけど…ジェットブラッククリフから来た子かな?ふふ、可愛い~!――ね、甘いものって好き?わたし今お菓子しか持ってないんだけど、もしよかったら食べる?今日のおすすめはこれ!リンゴの『たると』っていうの!」
ある日、たくさんのお菓子のお土産を雪雲に載せ上機嫌で鼻唄を歌っていた彼女は、漆黒の毛並みと青い宝石の目を持つ魔物に出会った。
偶然か必然か…何度も再会を重ねるうちに、いつしか帰り道の途中で共におやつを食べることが彼女の習慣になっていた。
「あれ?もしかして…やっぱりあの時の子だ!この前お菓子あげたの覚えててくれたのかな?えへへ、せっかくだからまたお裾分けしちゃおうかな!わたしもお腹空いてきたし、一緒に食べよ?」
「今日は深緑の街道をぐるっと回ってみたんだ。まだ作ってる途中だったけど、いっぱいお花の苗が植えてあってね。きっと春になったらみんな咲いて綺麗だろうなぁ……ふふ、ワンちゃんはあんまり興味ないかな? ――え?」

「びっくりしたぁ……あなたヒトの姿になれるのね!えっと…今までおやつあげたりもふもふしたり…その、色々しちゃってごめんなさい!でも…ふふ、何だか嬉しいな。だってこうしておしゃべりできるようになったんだもの!――ねぇ、わたしはクゥリマ。あなたのお名前は?」
「そうなんだ…スゥーロの住んでるところは結構大変なんだね。わたしは群れとかそういうのはよく分からないし、小さいお魚くらいしか獲れないからなぁ…。でもわたしは自分で獲るよりお店に行って食べることが多いから、いいの。あ、ねぇ今度わたしの住んでる町に来ない?スゥーロにマーケットを案内したいの!」

「うーん、結構遠くまで来ちゃったかも…すっかり夜になっちゃったし…何か遠吠え聞こえるし……あれ、ここってもしかしてジェットブラッククリフ?…スゥーロいるかな…帰り道教えてほしいんだけど…!」
「わ、わっ!白い狼の群れ…!狩りしてるんだ……え?あの子…待って、あの目は――」

月明かりの下、白銀の毛並みを輝かせながら狩りに挑む彼の姿を見たその時から、彼女の世界は変わった。

「――っ!スゥーロ…えっと…この前は送ってくれてありがとう。……狩り、惜しかったけど、頑張ってるスゥーロかっこよかったよ。その…最近全然来れなくてごめんね。ううん、元気がないとかじゃないんだ…何でもないの」
(あの日からずっとスゥーロのことで頭が一杯で、すごく会いたいのに……会うのが怖い。スゥーロが怖い――ううん、怖くない、はずなのに…この気持ちは、何…?)
「……ねぇ、スゥーロにはわたしの気持ち、どんな色に見えてる?…わたしね、自分の気持ちが分からないの…スゥーロのことが好きなのに、その『好き』が他と違いすぎて……怖いの」
「スーねぇもお父さんもお母さんも、この気持ちはきっと『コイ』だって教えてくれた。…でも『コイ』は素敵なものだって、きらきらしたものだって言うの……どうしてわたしの『コイ』はこんなに苦しいの…?」

「スゥーロ、今のわたしの気持ちはどんな色に見える?…ふふ、よかった。あのね、わたしやっと分かったの。好きなヒトのことを想って、悩んで、どきどきして…そのヒトと幸せになりたいって願う気持ちが『恋』なんだって。最初はよく分からなくてちょっと怖かったけど…もう大丈夫。――ありがとう、スゥーロ。わたし、あなたに恋ができて幸せだよ!」
「ねぇスゥーロ……一緒に暮らさない?わたしはスゥーロと一緒に生きたい。家族になりたいの。――家族ってスゥーロの言う『群れ』に含まれたり…しないかな?」


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※キャプション随時更新

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2020-05-08 13:39:16 +0000