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連投失礼します。ブレンディの第三章インターバル・夜明けへの誘い編です。
尚、ラディと一緒にしばらく遺跡内にいた為、遺跡から出るタイミングは導師エルテミス様が冥煌の神エルミスに変化した後となります(今回のイベント作品概要内でいう20ページ以降から合流扱い)。
よってラディ、ブレンディ共に19ページ目までのやり取りは全く知りません。他の方から聞く事となります。
俺はしばらく兄さんに甘えていた。たくさん頭を撫でてもらったり、くすぐり合いごっこをしたり。
……人目があったから深い部分までは踏み込めなかったが、眩しい光が差し込み、兄さんと共に遺跡を飛び出し……異様なオーラに圧倒された。
「貴殿は何者ですか……?」
ルキフェル団長やフェニクス様もご一緒していた。見知らぬ方の右目には塔でルキフェル団長が取っていた神の目が埋め込まれてあった。冥竜の目ではなかったのか。
だが、冥に関連する者である事は判明した。彼の名は冥煌の神エルミス。かつて導師エルテミス様として生きていた者にして六大神の一柱、死を司る神。慈悲深い神。
あのお方の目的は美しい世界――清く美しく豊かな心を持つヒトのみが生き、悲しみも争いもない平和な世界の創造である。
ああ、そのような世界があれば民は苦しまずに済む。この世には様々な民が存在するが、一度世界をやり直し、民の再選別をするのも悪くない選択だ。
結晶漬けの光景には関心が沸かないが、創造しようとしている世界には興味があった。
これ以上、誰もが苦しまずに済む手段。不公平で不条理のない世界。兄さんが過剰に傷付かないで済む世界が実現するんだ……!! 勿論、私も。
世界を浄化し、誰もが笑顔でいられる美しい世界こそ『真の平和』であり、輝ける夜明けなのだ。
「共に参りましょう、輝ける夜明けへ。我らの手で、新たな世界を創造するのです――」
兄さんがごちゃごちゃ文句を言っていたが、私は答えを決めていた。
「神エルミス様。私は貴殿にお仕えするが為に生を受けたのですね……。
争いのない世界こそ私の理想郷で御座います。この槍も、この剣も、この命も貴殿に捧げます。
私を煌石のヒトにして下さったのも貴殿の賜物だったのですね……!!」
「兄と違い話の分かる弟ですね。貴方とお会いするのは初めてですが、物分かりが良くて大変宜しいですね。その目も輝ける夜明けの如く輝いていますよ。さぁ、我の手を取るのです」
「ちょっと……待ってよブレン!!」
何か大事な物が抜け落ちているような気がしたが……関係ない。
○お借りしました
公式より、『冥煌の神』エルミス【illust/81359330】 「共に参りましょう……!!」
ブレンディ【illust/80008345】 外の世界をあまり知らない故の安直な選択
▽神エルミスと共に行こうとしていますが、もし拒否するルートになった場合、ラディがブレンディを止めます
▼服をいつもより2~3枚くらい着込んでます。鎧を脱がないと着込んでいる事が分かりません。
普段の衣装の上からヴァレンティンさんから受け取った外套を着用しています
負傷箇所:なし 肌に包帯が巻かれている
装備:剣、槍、鎧、耳当て2つ+白の耳栓2つ(耳栓→耳当ての順番で装着している)、ヴァレンティンさんから受け取った外套1着
持ち物:腰に付けてるバッグの中に予備の耳当て4つ、ロウソク、コンパス、いくつかの板チョコ、水筒(中身はハーブティー)
ラディ【illust/80432699】
※都合が悪ければパラレル・スルーでお願いします
※問題等がありましたらメッセージ等でお願いします
2020-05-07 13:03:25 +0000