【恋異世】エッボ・ブラントミュラー【2期】

たまな
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「『好き』の気持ちが伝わらないとさ、何か腹立つよな。こんなに俺は想っているのにさ。…ごめん、自分勝手なのはわかっているけどさ…。」
「貴方といると、新しい世界が広がったみたいで…ドキドキするんだ。なんなんだろうな、この気持ちは。」
「『人と人を結びつけて、自分も人と繋がる』。俺の父の理念だけど、俺も好きなんだその言葉。だから俺はそんな存在になりたい。」
「絵の構図が思いつかない…。くそ、頭の中で思い浮かんだことが描かなくても絵になればいいのに…。」

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閲覧ありがとうございます。
こちらの素敵企画(illust/78513489)に2期より新規で参加させていただきます!

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〇エッボ・ブラントミュラー
年齢:20歳
性別:男性
身長:165㎝
種族:人間
仕事:印刷業者(父の事業)の手伝い、特にポスターやビラ制作(絵師みたいな感じです)
一人称:俺/二人称:貴方/男性口調

印刷屋の6人兄妹の末っ子。20年前に家族で作ったホワイトタウンの印刷屋「ブラント印刷」で、人が書いた本やビラなどを編集し、印刷・製本している。みんなの市場では製本した本を売っている。仕事ぶりは評価されており、エッボ個人への依頼が来ることも。
人と人との繋がりを生み、自分も人と繋がる事が出来る印刷の仕事が大好き。

性格は明るく、人当たりも良いし愛嬌がある。仕事をする中で何度も落ち込んだ経験から、基本的に常にタフで前向きであろうとしている。
父や兄妹と仕事をしているからか、家族との仲も良い。だが、一番下の末っ子だからか、姉や兄にいじられ、振り回されることが多い。振り回される中で、姉や兄に容赦ないツッコミを浴びせることも。その延長線上で、人に振り回されることがなぜか多い。

仕事でやっているからか、文字を書くことと絵を描くことが好き。休日には他の町にスケッチに行くこともある。また、「好き」という言葉が口癖。理由は自分も他人も嬉しくなる言葉だから。

印刷屋については継ぐ立場でもないため、家族のもとで仕事をしていいのか、そうでないのか…。少し迷いが生まれている。

〇ブラント印刷について
石版印刷。版画のように細工を施した板を作り、それを紙に押していく。…という作業をエッボとその家族は『印刷』と呼んでいる(今の印刷とかなり違う)。資材は他の町から調達している。

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〇素敵な婚姻を結びました!
その生き方に影響されてしまう、輝く星のような存在 エトワールさん(illust/81281204)

俺はエッボ。
俺は狭い世界の中を生きている人間だと思う。家業の印刷屋を経営するために、人生の大半を家族と過ごしてきた。
家族と仕事をしている以上、家族との会話も仕事の話がほとんど。他の人と会話するにしても仕事の話だけ。

「貴方ってよくホワイトタウンで見かけますね。猫の手求人で働かれているんですか?」
だから、天使にスケッチさせてと声をかけたのも仕事で天使や妖精のモチーフを描くことが多いから、声をかけただけだったのだけど、

まさか、猫の手求人で再会するなんて思わなかったな…。
それから俺は天使…エトワールの事を本格的に知るようになる。

「わかりました。俺がエトワールさんの代わりにあの人と話してきますから。任せてください。」
…とんでもなくお節介な天使として。何とかフォローして回るけど。何で、他人の事にこんなに頭を突っ込めるんだ…。

俺は最初そんな彼女に呆れていた。…でも。

「見ていてわかりますよ。エトワールさんが真剣だということは。俺にもそれが伝わっているのだから、きっと相手の方にも伝わっているはずです。」
「え?「さん」付けや敬語がない方がいい?年上だと思うから、なんとなく。…わかった、エトワール。今度からはこの口調と呼び方で、呼ばせてもらうよ。」

彼女のお節介に巻き込まれるうちに俺の見る周りの世界が変わっていったのは確かだ。事実、彼女をきっかけにして天使や妖精などの他の種族の人とも話すようになったし。

また、エトワールや他の人と仕事の話だけではなく、他の話もするように。今日何を食べただとか、何が好きとか。
…今まで仕事の話でしか他人と会話をすることがなかったからな。こんな小さな話が大切だなんて、今まで感じることもなかった。

思うのだ。彼女には人と繋がれる何かがあるのだと。そう、縁結びのような…。
縁結びは何も恋人同士になるだけが縁結びではない。友人や仲間と繋がることも『縁結び』だと思うのだ。でも、個人的には…。
「俺はそのお節介な性格自体が縁結びの能力だと思っているよ、エトワール。」

人と関わるのに真剣な彼女。ここまでくると呆れの気持ちはなくなっていた。
…そんな彼女がうらやましいと思い、好意を抱いたのだ。

「10年、20年先でも!?そんな先だと俺はもっと老け…いや、何でもない。」
でも天使と人間は違う。喋っているとひしひしと感じる。
彼女が思う年数の感覚と俺が思う年数の感覚って物凄く違うのだと。

「エトワール、俺の夢を聞いてくれないか?」

俺のエゴだとわかっている。でも俺は人間だから、限りある時の中でいることを選ぶよ。

「…好きだ。俺の数十年がエトワールの一瞬に過ぎないとしても。」

印刷の技術は変わっていくと思う。
いつか印刷物が貴重じゃなくなる時代が来る。俺の作ったものも残って美術品となるかもしれない。
それとも、俺の作品全部が未来で捨てられるか。

…それでも。

もしも俺の作品が残って、貴女がそれを見る機会があるとして。ふと俺の事を思い出してくれたら。こんなに嬉しいことはない。

そんなことを密かに思いながら、
…俺はこれからも、作品を作っていく。

(編集中…)

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〇既知関係について
ホワイトタウン住みですが、スケッチが趣味な関係上、他の6つの町にも行くこともあります。
既知関係自由です。友人でも仕事上での関係でも何でもありです。モブや登場人物として自由に使用してくださって構いません。私が喜びます。

〇猫の手求人について
仕事内容:印刷した本やビラの配達
報酬:印刷屋で作った本の譲渡、印刷屋への依頼の割引
求める人材:上記の報酬で満足できる人であれば歓迎です。

〇素敵素材(illust/70531688)をお借りしました。

メッセージは即日から3日で。なるべく早く返そうと思っています。
何かありましたら連絡をください。よろしくお願いします。

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2020-05-02 13:37:52 +0000