Pieces of A Dream

アイシクル・キス

「pixiv今日のお題」が「夢」なので、「夢」をモチーフにしたマイ設定のヴィンルクの世界観を描いてみました。

「Pieces of A Dream」(CHEMISTRY)、「深海少女」の曲を聴いて思いついた場面です。
ヴィンセントとルクレツィアが、クラリスとレオンを“絶望のドーム”から救い出しているところです。
クラリスとレオンは互いに辛い過去(クラリスは虐待といじめを受けていて、レオンは何も悪くないのに恐喝されて罪の肩代わり)を持つ者同士で、2人が見る世界は色もない音もない『虚構の悲しみ』になってしまっていました。
ずっと絶望の中で生きてきた2人はヴィンセントとルクレツィアに救われ(クラリスは行き倒れになっているところをヴィンセントに救われ、レオンは自分の持つ力(※)ごとルクレツィアに受け入れられた)、やっと「外道達によって閉じ込められていた場所」を抜け出せて、新たなる夢に向かって進む希望を見出せたのです。
※・・・レオンは相手の身体に触れると(不意にぶつかっても)、その相手の心の声が聞こえる力を持つ。レオンは自分を追い詰めた外道の声まで聞いてしまったので、この力を激しく嫌っていた。

ヴィンセントは口から呼吸器を外して穏やかな笑みを浮かべながら、「こんな、いわくつき(←何百人もの悪人を殺してきたという意味)の子でも・・・いいの?」と言うクラリスに手を差し伸べて「もう、苦しまなくていい」と言うかのように彼女を助け出しています。
ルクレツィアはレオンの顔に触れて、「もう、一人で悲しまないで。あなたは自由なのよ。レオンさんが私のことを尻尾ごと受け入れてくれたように、私もあなたを愛しているわ。海を愛する人間、そしてヴィンセントの大事なお友達として」と言っています。
レオンはルクレツィアの言葉に目を潤ませ、うっかり口から呼吸器が外れました。

クラリスとレオンの服が変わってるのは、2人の辛い過去を象徴するものです。

レオンは弁護士のスーツです。元々弁護士という設定で、クラリスの伯父夫婦の手先(←後にエリックに殺される)によって、罪を肩代わりされてきました。

クラリスは虐待を受けていた時の服です。「外道達から虐待といじめを受けていた」という象徴です。
足枷は「束縛、洗脳」を意味しており、ボロボロの服とズボンは彼女が受けていた「男のくせに女々しい格好をするな」という、ジェンダーハラスメントを越えた『殺人』に等しい精神圧迫です。見えづらいのですが、よく見ると腹部と足に痣があります。
※クラリスは女の子なのですが、周囲から男の子扱いされて虐げられていました。

上のいつものスタイルが、「絶望」の中から抜け出して生まれ変わった象徴です。
クラリスは「ストレス解消用の奴隷」から「自由を得た殺し屋少女」へ。
レオンは「無実の罪を肩代わりされる弁護士」から「海を愛するダイバー(海洋調査員)」へ。

人は生まれ変われる。
夢は生まれ続ける。

たとえ、自分が目指した夢が何かのせいで折れてしまっても、新たなる希望があれば、自分らしい夢を見つけることも、そして叶えることだってできます!!

今はコロナのせいでできないですが、私もいつかはCカード(ダイビングのライセンス)を取りたいという夢があります!!

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2020-04-27 18:15:47 +0000