暇つぶしに描いたこの絵の背景などを考えてみる。
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〜以下長文〜
駆逐艦『漣』
艦娘と呼ばれる存在で、綾波型9番艦「漣」の名を冠した少女。
漣が所属する鎮守府には提督がいない。
まとめ役として鎮守府を切り盛りする練習巡洋艦「香取」の元、漣達は遠征の日々を送っていた。
ある日の遠征の帰り道。漣は突然のめまいの後に、空から降り注ぐ「メテオ」の光景を幻視する。
そして耳の奥に響く謎の声――「聴いて、感じて、考えて」
ゲーム「ファイナルファンタジーXIV」のプレイヤーであった漣は、この現象がゲーム内で主人公「光の戦士」に起こった事と全く同じだと気が付く。
疲労とゲームのやり過ぎで頭がおかしくなったのかと不安になる漣。
直後、彼女の眼前で信じられない光景が繰り広げられる。
陸地から遠く離れた海上に漂う一人の女性。
そして、今まさに彼女に襲いかからんとする深海棲艦「駆逐イ級」の姿。
何故こんな海上に女の人がと疑問に思いつつも、漣はすぐさま進路を変更し、女性を助けようと飛び出す。
難なくイ級を撃退し、女性の無事を確認しようと彼女の顔を覗き込んだ漣。
あり得ない事にその女性は、「ファイナルファンタジーXIV」で仲間として登場するキャラクター「ヤ・シュトラ・ルル」その人だった。
深海棲艦に襲われるヤ・シュトラを助け、保護した事で、彼女の運命は動き出す。
ヤ・シュトラが現実の世界へと現れた事に驚愕しつつも、彼女に事情を説明し、ここがエオルゼアとは別の世界なのだと告げる。
ある日、鎮守府に「黒煙」をまとう不気味な深海棲艦の一群が襲来する。
駆逐級のみの構成であったが、異常なまでの速度と耐久を誇る個体に、成すすべも無く翻弄される艦娘達。
実戦経験もほとんど無い彼女たちは徐々に劣勢へと陥っていく。
辛い戦況の中、漣は遠く離れた海上に「赤仮面を付けた黒法衣」の姿を発見する。
それがファイナルファンタジーXIVに登場する敵「アシエン」なのだと認識したと同時に、同じく黒法衣の姿を確認していたヤ・シュトラが、得意の魔法で深海棲艦の動きを封じた。
直後に艦娘達が一斉放火を浴びせ、深海棲艦を撃退する事に成功する。
全てが終わった後、黒法衣の姿は消えていた。
ヤ・シュトラの協力もあり、無事に深海棲艦を退けられた漣達。
香取からの提案で、ヤ・シュトラは提督のいない鎮守府に「提督代理」として着任する事となるのであった。
日常を覆い始めた異変。ゲームの住人が現実に現れた事、そして深海棲艦の背後に存在する「敵」。
漣を待つ運命とは果たして――
ヤ・シュトラが提督として鎮守府に着任してからは、彼女の秘書艦としての仕事も頑張っている。
FF14は新生サービス開始時からのプレイヤーで、オフ時間の合間などにコツコツと遊んでいる。
出撃や遠征の都合上、なかなか時間のかかるコンテンツに挑めないのが悩み。
最近は七駆の面々をヒカセン沼に引きずり込み、賑やかに四人で遊んでいる。
(曙は最初相手にしていなかったが、漣が某筋(ブルーリーフ)から入手したヤ・シュトラ提督のネグリジェ写真を提示したところ、文句を言いつつも釣られクマー)
メインジョブは黒魔道士。
種族はララフェルを使用している。
『ヤ・シュトラ・ルル』
ヤ族の誇り高きミコッテ族である「ヤ・シュトラ」は、「イシュガルド戦勝祝賀会」からの逃亡劇の最中、禁呪「エンシェントテレポ」を使用した事で、エオルゼアから未知の異世界へと飛ばされる。
転移の先で彼女を待っていたのは、深海棲艦と呼ばれる謎の存在からの襲撃であった。
投げ出された海上で成すすべもなく漂う彼女の前に、水上を移動する少女が駆けつける。
それが後に相棒とも言える存在となる艦娘「漣」との運命の出会い。
シュトラは漣達が所属する「鎮守府」と言う場所に保護される事となる。
漣からここが異世界なのだと告げられ驚愕するも、持ち前の分析力ですぐさま状況を理解し、しばらく鎮守府の世話になる事を決める。
その後、鎮守府を襲撃した謎の「黒煙」をまとった深海棲艦と、その背後に佇む「赤仮面を付けた黒法衣」を目撃した事で、この世界にも「アシエン」の魔の手が伸びていると知る。
前述の通り、ヤ・シュトラは艦娘に協力し、深海棲艦撃退に貢献する。
その腕を買われ、彼女は「提督代理」として鎮守府に迎え入れられる事となるのであった。
未知の異世界でアシエンが何を企てているのかは不明だが、暁の血盟の一員として、そしてシャーレアンの賢人として、シュトラは艦娘達と共に闘う決意を固めるのであった。
日常においても、個性豊かな艦娘達に囲まれながら、未知の世界、文明への興味が彼女の探索欲を刺激する。
更にエオルゼアが漣達が遊ぶ「ファイナルファンタジーXIV」と呼ばれる物語(ゲーム)の舞台に過ぎず、自身が架空の存在だと知った時、彼女は何を思うのか。
尚、後にFF14の事を知っても興味の方が上回ったらしい。
漣から色々と教えて貰った後は、彼女のプレイするFF14の映像を興味深げに眺める日々を過ごし、今に至る。
(中の人繋がりで)香取、鹿島と仲が良い。
年齢は「永遠の23歳」。26歳の「妹」がいる。
エオルゼアでは幻術と呼ばれる魔法の使い手で、回復魔法や風、土、聖属性の攻撃魔法を扱う。
~以上~
そんな背景とはあんまり関係なく、漣達がFF14をプレイする光景を適当に描いてみたいなと。
2020-04-22 16:22:13 +0000