“憎炎(ゾウエン)”と呼ばれる呪いの炎を身に纏う、“戦災”を司る禍津肆神(マガツシシン)の一柱。
人の心に憎しみの火種を撒き、戦争を引き起こす。
オオマガツミ自身も、憎炎に身を焼かれており、一定の期間が経つと全身が焼き尽くされて灰となり、眠りにつくが、一定の期間が経つと、再び不死鳥の如く蘇る。
〜悲しみは怒りに、怒りは恨みに、恨みは憎しみへと変わる。
憎しみによって生まれた火種は、やがてその身を焼き尽くす炎となり、その身の破滅へと導く。
オオマガツミが身に纏う憎炎は、この世の罪が炎として顕現した物。
その火種がある限り、彼は何度でも蘇る〜
2020-04-22 07:19:27 +0000