今度は二葉さなです。
ゲーム作り続けて絵をちゃんと描けるのか不安になって筆をとりましたが、
我ながらそれなりに描けて満足です。
そろそろ寝ます!
因みに二年後のいろはこちら↓
illust/80823266
二年後のフェリシアこちら
illust/80824105
以下解説 妄想垂れ流しなのでご容赦ください。
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第二部で何かがあった『二葉さな』の二年後の姿。
第二部でプロミスドブラッドとの戦いでいろはを庇い、拷問を受ける。
その際に失明し、救出されるも視力が回復する事はなかった。
が奇跡的にその状態から間接的に視力を取り戻す事ができた。
経緯を研究記録にまとめたものが以下のとおりである。
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ウワサ『名無し人工知能』との関係が深い二葉さな。
柊桜子の噂としての能力を介して、彼女は失明した状態で『名無し人工知能』との再会を果たす。
現状を知り、『名無し人工知能』は二葉さなの回復を望み、その身体を魔力に分解して二葉さなのソウルジェムに『何らかの作用』を施した。
そして『名無し人工知能』は消失した。
柊桜子と、『名無し人工知能』の生みの親である柊ねむ、そして宿主である二葉さなだけがその消失を感知できた。
『名無し人工知能』のウワサは、二葉さなと魔力的に融合することでその能力を高め、魔力により視力を回復させたのだ。
今の二葉さなには周りの景色が見えているが、それは脳に魔力が働き掛けて見せている、現実を忠実に表した幻のようなものである。
あくまで幻と評したのには以下の理由がある。
彼女が見ているのは不都合が生じない程度に彼女にとって都合のよい世界なのだ。
別紙にて研究内容を記録する。
その研究内容から『二葉さなにとって視認することで害を為すモノ、且つ、彼女に直接危害を加えないモノ』は彼女の視覚の中で存在が否定される事が証明された。
幻とはいえ、魔力的作用によって対象の身体能力を向上させ、疑似的にも光を取り戻したこの作用。
似たような例が他に二件確認された。
一つは、八雲みたまが深月フェリシアに施したもの。
この例では八雲みたまの存在は消失していないものの、彼女の調整屋としての能力は著しく低下した。
しかし、それにより調整屋としての技術を伝搬させることに成功し、
神浜、ひいては全世界の魔法少女の希望の光となった。
もう一つは、七海やちよが環いろはに施したもの。
この例では、死の間際に七海やちよが自らの魔力を全て環いろはに注ぎ込むことで成った。
人間としての肉体を有していた彼女がどうしてその身を魔力に返還出来たのか、
彼女が、どうしてその業を知る事が出来たのか、
それらの謎は七海やちよそのものと接触できない今は解明できない案件であるが、
とにかく、魔力的な要素を持つ生物、及びウワサ、おそらくは魔女もそうなのだろう、
それらは、他の魔力的要素を持つ存在に能力を融合させる事が出来る事が判明した。
我々はこの一連の事象を、一時的魔力結合状態『コネクト』とは別の事象として扱う事に決定した。
名称は
二葉さなが『光』を得たことや
生命の最後の『輝き』
託すことにより繋がった『希望』から、『ルミナス』と称することとする。
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現在この『ルミナス』については研究途中である。
『ルミナス』に成功すると魔法少女の魔力的寿命が延長されるという結果も確認されているので、
本研究は魔法少女全ての希望となりうる案件である。
ドッペルの研究に合わせてルミナスの研究も並行して急ぐべきであると筆者は判断している。
願わくば、この世界がもう少しだけ優しくなって、このままみんなと、お姉様達と手を取り合って歩いていけますように。
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研究の合間に録音された音声データ
『あのね、フェリシアちゃん』
『あんだよ?』
『アイちゃんのウワサとしての力はもうほとんどなかった。
だから、実は私の目が見えているのも、そう長くないんだ』
『……』
『だからね、私の目が見えなくなった時。
私のナカの、アイちゃんがいなくなった時は、
私、フェリシアちゃんにこの魔力を託したいと思ってるの』
『……そんなのやだよ、オレ』
『ご、ごめんね、私なんかの魔力なんて、要らないよね』
『さなが居なくなるなんてヤダって言ってんだよ!!
そういうこと言うなよな!!』
『……ごめんね』
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このデータを破棄しますか?
Y/N
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当該データを削除します。
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終了
2020-04-16 01:48:12 +0000