✨硝子の靴はいらない【illust/79681963】に参加させて頂きます
✨河田真純(カワダ マスミ)男/27歳/171㎝
幼児~小学生を対象とした体育指導インストラクター
一人称:俺 二人称:あんた、親しい人間は呼び捨て、その他は~さん
ホラー、オカルト大嫌い。前世の硝子のなんたらはもう呪いじゃんねという気持ちが強い
✨素敵なご縁に恵まれました!ありがとうございます(2020/4/25)
今はちょっと会うのが怖い魔法使い:白峰 香緒さん【illust/80957490】
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それが呪いであると彼女は考えもしないのだろう
微笑んで俺を見るその瞳がまるで俺を通した何かを見ているようでゾッとした。
「……硝子って、何それ。宗教の勧誘みたいなことするような人間に見えないんだけど、本気?」
「作家?あぁ、なるほど、それもしかして次の作品の?
ごめんごめん、あんまり本気のトーンだったから…え、……正気?」
作家先生で、まぁその雰囲気から子ども向けの話も作るのだろうと笑いかけたけど、前世は本当だと主張するその姿に絶句した。
ねぇ、それ本気で言ってんの、灰かぶりとか、魔法使いとか、ガラスの靴とか、今の勤め先の子どもが好きそうな、そんな話、正気だと思えないんだけど。
困ってそうだな、なんて変な同情心、持たなければ良かった。たまにあるんだよな。こういう事。
まぁでも、もう会わないだろ。
そんなことを思いながら、手を振ったのに。
「……なんでいんの。あんたの家ここから近くないだろ」
「え、小説?……俺、漫画の方がよく読むし、読める人に―――俺に読んでほしい?
…最後まで読めないから。絶対」
「それでもいいとか、いや……駄目だろ、だって白峰さんはそれが仕事じゃん。
それに…多分、そこは傷つくとこだろ」
何度目かに手渡された分厚い本。
いや、子どもじゃないし流石にわかるよ、これ書くの大変だってことくらい。
笑った顔に、罪悪感がわく。そういうの、よくないって。だって読んじゃうじゃん。
嫌なんだよ。俺のせいで他人が泣いたりとか、俺の為に頑張るとかそういうのあんま好きじゃない。
だってそれって誰かをずっと俺に縛り付けてるって事だろ。
俺はきっと、責任とれないよ。
あんたが頑張っても、多分あんたになにもあげらんないし正直どっちかっていうと怖いし逃げたい。
あとさぁ、ホラーとかオカルトとか、そういうの昔っから無理なんだって。
それでも、逃げるなって言うのなら。
「……白峰さんはさ、俺の何を知ってるの?」
答えてみてよ、あんたが知ってる、「今の俺」の事。
教えてよ、あんたの事も。じゃないと俺、多分ずっと、
あんたの事怖いままだ
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関係性及び、EDも特にNGありません。
お話や交流の中、それぞれのペースでゆっくり長く遊んでいただけると嬉しいです。
友人、既知関係、背景やモブ等も告知なしでご自由に使っていただけたらと思います。
どのような関係でも交流やお話の中で培っていけるものは宝物です。
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キャプションは随時編集いたします。
キャプション最終更新日...2020/5/14
2020-04-13 02:39:03 +0000