ヒーリングっど❤プリキュア 第11話
今週は先週のラストの直後のお話となりました。川を汚していたシンドイーネの
メガビョーゲンは三人で協力していた事もあってあっさりと浄化出来ていましたが
花畑を荒らしていたダルイゼンのメガビョーゲンはかなりの強敵に育って大苦戦
していました。
特にエグいと思ったのがタンポポの種を無数に飛ばす攻撃ですね。
メガビョーゲンが飛ばし、空中に浮遊する無数のタンポポの種が物体に触れると
爆発してしまうと言う一種の浮遊機雷的な物で、これのせいでプリキュアは防戦一方になり
そのタンポポ爆弾がラテのいる所に飛んで行ってしまったのを庇って爆発をモロに受けた
事もあり、プリキュアはその爆風に吹き飛ばされてしまいました。
三人&妖精は何とか無事でしたが、ここまで強く育ってしまったメガビョーゲンを
倒せるのか? …と、各々の士気の低下が見受けられましたが、その中で発奮をかけたのが
のどかでした。彼女がそうなる理由もやはり自分自身が病気に苦しんでいた過去から来る
物で、医師の人達も幼のどかを助ける為に諦めず死力を尽くしてくれたのだから、自分達も
花のエレメントを救う為に諦めてはいけないと、再起を図っていました。
その後、過去に助けて来たエレメント達の協力もあって、新しいエレメントボトルや
それを使う事による新技でメガビョーゲンを浄化する事が出来ていたのですが、
花のエレメントボトルは余りにも長時間メガビョーゲンの毒素に晒されていた事もあって
メガビョーゲンを浄化しても完全には元通りにはなり切れず、かつての様な花畑に戻るには
かなりの時間が必要だとされていました。
そこに過去作には無い本作独自の作風の一端・断片が見えたと言う感じがしましたね。
過去作のプリキュアなら敵を浄化しさえすれば例えどんな甚大な被害であろうとも
不思議な力で元通りと言うのは割と良くありました。ですが、本作においては
メガビョーゲンの毒素に長時間晒された物はメガビョーゲンを浄化出来たとしても
元には戻らないと明言される事になりましたから、そう言う部分が明らかに
過去作と違うと思いましたね。
…として考えて行くと、やっぱり本作は物理的な損壊は都合良く修復されない仕様
なのでしょうか? 特撮ヒーローものにおけるビル破壊が放置されるのと同じ理屈で
そこん所の問題はあえて無視して描いているだけで。
あと、メガビョーゲンは一定のレベルに育つと種も残すみたいですね。
しかもその種が何故か川にいたビーバーに取り付いて獣人の様にさせてしまう様子。
来週以降一体どうなってしまうのでしょう…? 果たして…
2020-04-12 01:46:04 +0000