コルシウス線のペルソネイト・フープラッツ駅前にある市立民俗史博物館。
おしゃべり好きで博識なエドワード団長はいつもの如く話し始めた。軽業師の修行を積んだ青年時代、インドネシアで観たガムランや舞踏劇の話に始まり、勇猛なマオリ族の伝統儀式、アフリカ諸国の仮面の色彩の美しさなどを、恐ろしく豊かな語彙力と疲れを知らぬ舌で語り続けた。そして可愛い幼馴染・ピアリィは、館内をのんきに闊歩するネコと格闘ゲームごっこをして遊びたい、と言って聞かなかった・・・
シュマリー:(傍白)こいつら本当によくしゃべるな。
//エドワード団長、シュマリー姉様、ピアリィちゃんが一気にご登場。
昨年の夏に国立民族学博物館(民博)で開催された特別展「驚異と怪異」を観に行って衝撃をうけ、それを機に描きたいと思っていた“民俗”をテーマにした作品です。2・3枚目はおまけ、4枚目以降はメイキング。
制作期間の7割くらいは構図が決まらず迷っていたのと、世界各国の伝統芸能や仮面を検索したり、公式長編記録映画「日本万国博」を観る時間でした。(←オイ)
2020-03-29 11:13:07 +0000