竜は一つの終わりを見届けた。
そして、喉を震わせ吐き出されたのは光の奔流。
地を破壊しながら一直線へと進んだそれは『運よく』ランドヴェルグや戦場で戦っている誰も巻き込むことなく多数のギムレのみを巻き込んで門へと直撃した。
「我が半身が受けた分の倍である。返すが故、受け取るが良い」
己がやることは終わったといわんばかりにそう告げた竜は戦場に背を向け静かに飛び去るのだった。
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さいごに一撃だけ撃たせてもらってこちらの戦場からは撤退になります!
ありがとうございました!
やることはやった竜(illust/80354685)
2020-03-28 19:08:06 +0000