「こ、こ、こ 来ないでくださーーーーい!!」
どうしよう、どうしようどうしよう!
見慣れた隊服はどこにもみえず、目の前には赤く燃え盛る動くもの。
どうにも歓迎されていないみたい。
戦い方は教わってない。
戦う武器も持ってない。
話が通じるようでもない、ああどうしよう、絶対絶命だ!
細い節足が動いた。こちらに向かって。
「わーーーー!」
とっさに叫んだその瞬間、ともに生まれた砂時計がぱっと光った。
一瞬の静寂、何が起きたんだろう。
恐る恐る目を開けると、奇妙な形で敵は止まっていた。
目の前の砂時計は、さらさらと時を流している。
「・・・今のうちに!」
よくわからないけれど、直感はあった。
砂が落ちきるまえにここから逃げなければ。
++
タイムエコー(illust/78989965)
お友達のねこさかな(illust/79007497)
こちらのお知らせ(illust/79851589)にて。能力が強化されました。
強化された能力:時止め
砂時計の砂が落ちきるまで対象の動きをとめることができます。
体感10~30秒。集中すれば1分くらいはいけるかもしれません。
塔内部。
侍従長たちについていったつもりが気が付いたらはぐれて(二度目)
彷徨っていたらうっかり虫のコロニーに近づいてしまいました。
エンカ・合流はご自由に。なんだかんだ危機を乗り越えて
慌てふためいて戻ってくると思います。怖かったね!
三章(illust/79877558)
pixivファンタジア Age of Starlight(illust/78509907)
2020-03-14 05:01:12 +0000