「ストル副団長、ちょっといいかな?」
「なんだ?」
「僕はこれから、探索班のみんなをミサトと一緒に迎えに行くつもりなんだ。いつぞやのヘリでね」
「そうか、気をつけてな」
「ストル副団長はどうする?あれは中型とはいえ輸送ヘリだ、探索班全員を乗せてもまだ余裕がある計算になる。ストル副団長が乗り込んでも、何の問題もない」
「つまり?」
「正直ここのところ、アスタ団長を随分気にかけてるように見えたからさ、一応聞いておこうと思ったんだ。迎えに行くかどうかね」
「気にかけてる、って…」
「一介のパイロットあがりとはいえ、一応僕はこれでもストル副団長よりちょっぴり年上ではあるからね。まあ少しは人の態度を見る目はあるつもりさ」
「…こいつはまた」
「まあどうするかは任せるよ、もし僕らと同行するなら声をかけてほしい」
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というわけでサイラス(とミサト)は探索班、もといシャリオさん救出班回収のためヘリで出動します。
で、その前にストル副団長にちょっと声をかけてみた次第。都合等良くなければパラレルスルーでお願いします
■お借りしました
いろいろ気をかけているであろう ストル副団長(25)【illust/78953602】
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一介のパイロットあがり サイラス(29)【illust/79952337】(illust/79013364)
2020-03-12 16:23:51 +0000