サランのタミ
砂卵の民
数あるはがね人の種族のひとつ。砂卵(サラン)と呼ばれる岩から生まれる。
[要約]
・球状の岩(通称:砂卵)から生まれるはがね人。
・頭部に当たる部分に硝子繊維状の毛髪が生えている。
・体の中心部に核となる物質を持ち、その物質が破壊されると死亡。
・死ぬと身体が砂状化し崩壊、核になった物質だけが残る。
■砂卵は海底、山中、草原など場所を問わず土の中から出てくる。砂卵の中心部には核となる物質が存在しており、
それを元に大地の霊気が寄り集まり、はがねの体を成す。
またその霊気の濃度によって、生まれたときの人格や知能の状態が異なる
(ある程度濃い霊気を元に身体が形成された場合、生まれたときから成人並の人格と知識を有する)
■核になる物質は千差万別で、動物の骨、別の鉱石、武具のかけら、書物、日用品等々、
およそ固体なら何でも核になる可能性がある。
ただし核は体の中心部に存在し、筋肉にあたる金属繊維で覆われているため、自身の核が何かは生涯知ることはない。
■外見的な特徴として、頭部にあたる部分に硝子繊維状毛髪が生えている。
髪の毛の中は空洞になっており、身体の排熱、排水、周囲の魔力を吸収するのに使用されるが、
あくまで補助的な機能なので散髪してしまっても生命維持に支障は無い。
(影響があるとすれば、僅かな身体能力差が生死に直結する戦闘職の者くらい)
そのため根本から切ってしまったり、結って兜の中に突っ込んでしまったりしているものも多い。
ある程度鉱物を摂取すればまた伸びてくるので、散髪に失敗しても安心。
身体能力が活性化すると呼応するように発光現象が起こり、暗闇では良くも悪くも目立つ。
ちなみに髪色自体は多種多様。
■砂卵が転がっている無防備な状況から、一時期奴隷狩りが横行。
しかし孵化前の卵を割って中のはがね人を調達しようとしても、未成熟状態で人の形をなしていないものしか回収出来なかった。
かといって孵化の時期も卵ごとにまちまちのため四六時中張り付いて見張っているのは効率が悪く、
中のはがね人の体格や知識レベルも個体差が激しいという、商品として扱うにはあまりに手間がかかりすぎる代物だと判明。
現在では再び放置されている。
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※応援の意味で国タグと戦場タグをつけましたが、
場所問わず各地にゴロゴロしているので、この種族で非アステラはがね人の方もいます。
何かフレーバーに使えそうでしたら、炒めたり煮込んだりしてご自由にご利用下さい。
この種族出身だと「お前石の卵から生まれたってマジ!?」って声をかけてもらえるかもしれない
■My character
砂卵の民のはがね人 ドレグスティアillust/79431470
2020-03-06 16:37:43 +0000