少女は世界は一片の紙きれより新生した
「え、眠い? じゃぁ、アタクシの“らヴゅれたぁ”でパッションぶっ飛ばして差し上げますわ!!!!!!」
「“君は彷徨う俺の前を不意に照らした輝く星だ”……ウッ、やばい、動機が収まらないッ、しぬぅ、作者がアタクシを殺しにくる………ッ!!!!」
「ま、マイクはどこ…アタクシの宝物……アミスちゃん、アタクシのマイクどこに隠したの………グスッ」
◆---「スィンク・ブレイブウィング」
竜星島のブレイブウィング姉妹の姉のほう。
元々は闘争本能のまま、音速で飛来し次々に殺傷を行う竜であった。
竜星島での攻防の折、一枚の紙きれに書かれていた愛の詩を読み理性を獲得、同時に恋に恋する暴走竜娘と化してしまった。
元は50m級の竜であるが、一生に一度の大魔法で人の身体を獲得した。
人の身体は多少の肉体変更は行えるが、竜体に戻ることはできない。
見た目と勢いに合わず異常にIQが高く、アステラ陣営に転がり込んだ後にすぐ識字をマスター。
暇さえあれば書庫で恋愛文学を読み漁っている。
同郷の伝心の記士クーナ(illust/79687566)に「面白いものがある」と誘われ幻装記士団ヴァルフレクス(illust/78953315)に籍を置いている。
腕章は左腕。
マイクを取り上げると動かなくなる。
◆---「《恋文》“らヴゅれたぁ”」
新生した彼女を象徴する幻装。
音速飛行に特化した背部甲殻、大型主翼一対をまるごと指向性スピーカーに新生させる。
彼女はこれで恋文を相手へとぶつける。
加減なしの至近距離で受けた場合、衝撃で粉微塵になるので気を付けよう。
ちなみに「《恋文》“らヴゅれたぁ”」は声に指向性を与えているだけで、幻装なしでも火力は変わらない。
魔本は無限にこっ恥ずかしいやや古めの恋文があふれ出るラブレター。
あと、マイクは人にもらった大切な宝物なだけで、能力の行使にまるで影響がない。
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■たぶん地蔵です!!!
妹:illust/79794180
■お借りしました!
・幻装記士団ヴァルフレクス 様
illust/78953315
・竜星の娘達
illust/79687339
2020-02-29 03:19:01 +0000