冷戦時代における満洲国地図

ドナウ連邦建国史
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都市図、行政区分図、民族分布図の三枚。

ロシア(ソ連)との対決を避けて中国&英米と戦った史実とは異なり、建国史日本における戦間期は一貫してロシア(と傀儡国モンゴル)&ドイツ(と傀儡国北京政府)との対立に終始している。そういう文脈で建国された満洲国であるので、史実よりもアジア主義的な一面が強いかもしれない。
経緯はどうであれ、結局は日本人が経済的特権を享受していたのには変わりないので、サンディカリストのパルチザンが数多湧くことだろう。

WW2末期に中立条約を裏切りシベリアに侵攻した結果、ロシアは東西から枢軸に攻められ崩壊し、極東沿海州は結果的に満洲に併合された。反白人たるアジア主義もあり、敗戦国民であるロシア人の扱いは、史実満洲崩壊時の日本人並みに酷い扱いだったことは想像に難くない。さらに、ロシア語地名のいくつかは日本語風に改名された。
併合した旧ロシア領のうちアムール川沿岸には開拓地が建設され、朝鮮人だけでなく戦後本土で没落した日本人が入植した。大東亜共栄圏の成立は、東アジアからの格安の資源と労働力の供給、そして本土における日本人の失業を意味していたのである。政府は政治的不満分子たる失業者を、大陸の荒野に事実上流刑せざる得なかった。

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2020-02-25 13:26:22 +0000