「うむ、よく似合っている。その金に見合う様に己の価値を高めると良い…」
「そう!!!この私の為になぁ!!ハァーーーーッハッハッハッハッハ!!」
「貴様、はがね人だとぉ?あんな錆っ垂れた連中と私を一緒にするな!!」
「そうだなぁ…こがね…そう!黄金人と呼ぶと良い!読みも近くて呼びやすいだろう?ん?」
◯黄金人、ライン三世(こがねじん、らいんさんせい)
ルナスの貴族、純金のはがね人。身長2m。今代で三世となる。世代交代として
数百年に一度『鋳直す』事で純度を高め、精神もリセットする珍しいタイプのはがね人。
金を操る術を持ち、その能力と手腕でルナスの経済を支えてきた。
ステッキを振りながら大質量の金を操る姿は壮観である。(実はステッキを振るわなくてもよい)
◎金鉱山を多数保持しており、黄金帝シャラの財布役の一人と言われて…いたのも昔の話、
アステラ金貨にまつわる「あの件」【illust/78947420】で尋常ではない被害を受けた折に
その地位を大きく落としている。なんとか持ち直したものの、目立った成果も無い為、
好機とばかりに新大陸開拓に乗り出した。『鋳直し』も近い為、焦っている。
「アステラ金貨だとぉ…?貴様、盗品で商売を行うつもりなのか?」
◯経営手腕・審美眼などはあるものの、金至上主義の為に生物を「血袋」「肉の塊」、
錆びるタイプの同族も「錆垂れ共」と蔑む為、残念な程に人望がなく、陰で「小金人」
などと言われている。前代からの部下に見放された時から少々マシになった…らしい。
「私は失敗から学べぬ愚か者ではないからな!フハハハハハ!」
◎ 素晴らしいもの・美しいものetc…を総じて「ゴールデン」「ゴールド」と形容し、
部下や奴隷には金の装飾品を与える事にしている。多いもの程地位が高いとかなんとか。
「金は完全にして不変!繁栄の象徴なのだ!ゴールデン(素晴らしい)だろう?」
◯ゴールドオアシス【illust/79077632】に乗船しており、大体船内でふんぞりかえっているが、
「なんとおおおお!傷がついているではないか!金は柔らかく繊細なのだぞ…」
と言いつつ散歩がてら船内の各所を修理しているうちに整備員として
カウントされてしまっている。もちろん讃歌は高らかに歌い上げる。
黄金帝シャラの事は個人の能力・手腕など様々な観点において尊敬しているが、
その一方で私が次代の黄金帝に…などといった野心もある。
◯素敵なロゴお借りしました【illust/78960098】
◯企画元様【illust/78509907 】
2020-02-20 19:10:40 +0000