ライゼンデ・ベグライテリン

武器製造業を営む「篠籠製作所」によって造られた、人型への変形機能を持ったバイク。製造した篠籠製作所は「人が生きるために必要な力を与えるもの」を武器と呼称しており、ライゼンデも戦闘用で造られたものではない。名前の意味はドイツ語で「旅人の随伴者」。可変機構を持った基本フレームには高い拡張性があり、外装や各種オプションを付け替えることで様々な仕様に変更可能である。一応一般向けに販売されたが、最新技術をコスト度外視で盛り込んだためにかなりの高額商品になってしまいほとんど売れることはなかった(そもそも使われている技術の中には違法的なものも混ざっており、正規の流通ルートには流れせなかったが……)。このメイド仕様のライゼンデは試作機の内の一体である。