「寄っといでん、見といでん。とって食ったりせんでねェ。
うみゃァお菓子をつまみつつ、さぁサ、楽しいおハナシのはじまりはじまり……」
「やつがれはしがない行商人だがね。こうして菓子を売って各地を練り歩いとるんだわ。うちの菓子は他とはちょっと違うでねェ……、マ、食べてみりゃあ分かるて。おひとつイカガ?」
噺菓子売りのライ(はなしがしうりのライ)
男 / 身長177cm / 外見年齢20代前半
一人称:やつがれ 二人称:おねえサン、おにいサン(名前or姓+のにいサン、のねえサンと呼んだりもする)
ルナス帝国出身の行商人。各地で起きた出来事や物語を脚色し、話し伝えながら菓子を売り歩いている。
妙な方言まじりの話し方をする飄々とした青年。
「ポッペンポッペン」とビードロの音がしたら彼がやって来た合図。
噺菓子『蕾々屋』(はなしがし らいらいや)
常に地面から浮いてるホバー引き車。(引き車と言い張る)これに菓子を詰めるだけ詰めて移動販売している。
菓子は全てライの自作。何故か彼が菓子を作ると『不思議な力』が付与されてしまうので逆にそれを『売り』にして商売をしている。
◇◇◇
ライ・アルトゥン
ルナス帝国裏社会の抗争に巻き込まれ数十年前に死んだ一般人青年。享年23歳。死んだときの年齢のまま何故か今また動いている。
生き返ってはいるが自分の中の時は停止しているため年をとることもない。
死んでもまた生き返ってしまうので旅をしがてら死に方を探しているが最近どうでもよくなってきた。
死の苦痛は人並みにあったはずだが、最近だいぶ鈍くなってきている。
生きていた頃は菓子職人だった。死んで生き返ってからは何故か自らが作る菓子に『不思議な力』が付与するようになってしまった。
ただ何もせず生きてるのも退屈なので、行商人として『不思議な菓子』を売り歩いて各地を転々としている。
どうでもよくなってきてはいるものの、どこか旅先で自分がきちんと死ねる場所があればいいのになあ…ともぼんやり思っている。
独特な訛りは元々のもの。
元々の一人称:俺 二人称:あんた、あなた
◇◇◇
上記の通り、死んでも死なない身のため自分の身の安全には随分無頓着だが、ある程度の護身術と魔力は備えているため一人旅には困らない。
客商売のため、客に危害が及びそうになった場合は自らの身を盾にしてでも客を守るくらいの気概はあるが、死んで生き返るのを見せされる方は気分が良いものではないだろうというのは自分でも理解しているのでなるべく窮地に陥らないようにのらりくらりと旅を続けている。
長らく一人旅をしながら行商人業をしていたが新大陸の話を聞きつけ、求人募集をしていた【ファフニールカンパニー貿易船団】(illust/78999283)に期間雇用の契約社員として飛び入り入社。
長年の旅で身につけた器用さで雑用諸々をこなしつつ、おやつタイムには菓子を作って提供している。
どうでも良くなってきたとは思っている。
けれど、
もしまだどこかに、まだ見ぬ地に、自分が『ただしく死ねる方法』があるなら、知りたいのだ。
自分はもう、死んでいるのだから。
◇◇◇
居場所 ※すべて【黄】
一章:浮遊石の遺跡
二章:星の船の残骸
三章:星の降り立つ都
◇◇◇
のんびりよろしくお願いします。方言は三河弁と名古屋弁ミックス+適当にって感じです。
【ファフニールカンパニー貿易船団】さん(illust/78999283)めちゃくちゃ入りたかった!契約社員としてですがどうぞよろしくお願いします。
◇◇◇
pixivファンタジア Age of Starlight illust/78509907
2020-02-16 09:13:48 +0000