「私は帰ってきた! ・・・何のため? 他ならぬテリヨル・チャをやるためだ!」
「亡者が神官をやってはいけないなど・・・ 誰が決めた!」
「さぁ! 沈め! 沈め! 沈め! 海はお前を待っている!」
「はわー!?」 (ポロリんちょ)
「くそっ 手も足も出ない!」 (物理・主に関節技の後)
「海で・・・先に待って・・・いるぞ・・・・」 (ノックアウト台詞)
選手名 : エスカラー・ホワイトアイ
性別 : 女
身長 : 175cm
年齢 : 永遠の20歳
出身国 : ルナス
選手属性 : 【悪】(ルー・ド)
一人称 : 私 (咄嗟に素が出た時は うち)
二人称 : 選手名がある時は選手名 それ以外は 「君」(きみ)
種族 : 元・人間
海の深淵 と 魂の循環を司る 深海魚の精霊のマスクを被り、コスチュームを纏った褐色肌の女性戦神官(ルチャドーラ)。
台詞や言い回しの各所に テリヨル神話において死後の魂の行き着く先である「海」 を引用することが多い。
「人格面」:
性格は基本的にのんびり屋だが、割とノリが良くジョークを言う事が多い。
テリヨル・チャを行なうことこそが、彼女の生きる理由のほとんどの部分を占めており、常にテリヨル・チャの事ばかり考えている。
ただし、それで得たファイトマネーにはほとんど興味がないようで、大半の額を弱者救済のために寄付している。
「ファイトスタイル」:
ロープワークとコーナーアクションに特化しており、空襲技を得意とする。
が、その反面 それ以外のほとんどの技については不得手であり、 捨て身技以外は使用することはまずない。
得意技:ダイビング・ヘッドバッド / ミサイルキック / ネックブリーカー・ドロップ
防御面については、「当たらなければどうということはない」を地で行っており、 突撃技の前段階も兼ねた加速でやり繰りしているが、一旦技の射程内に入ってしまえば非常に脆い。
種族的な問題もあって、 特に横方向からの衝撃に弱く、「人体が発してはいけないやばい音」を出して崩れ落ちる。
詰まる所 初見殺し特化 であり、 タイミングさえ読めれば一方的にカモることができる。
(とにかく素早くてパワーもあるけど、動きが直線的だから読みやすい)
「形成リング」:
形成時の宣誓「神技を始めよう! この闘いは 海と陸の調和と 地母神テリヨルに捧げよう!」
朽ち果ててボロボロになった船の竜骨をコーナーポストに、そこから生えた昆布をリングロープ にした海要素満載のリング。 マットは柔らかい砂でできており、クッション性は抜群。
通常のファイト程度では破壊されないが、破壊された場合は、瞬時に おがくずやバーク堆肥のような鋭利な部分のない軟質の木屑 という形で 粉々に砕け散るため、これによる負傷は発生しない。
「種族的な問題」:
彼女の種族は「元人間」。 現在の種族は 一度死して蘇った「アンデッド」である。
そのためか、関節部の組織的な結合が脆く、強力な技を貰った時には身体のパーツが外れてしまうことが起きる(一番取れやすいのは首)。 天敵は『ジャ・ベ』のような関節技で、ほとんど抵抗なく脱臼するか取れる。
なお、パーツが取れたり爆散したりしても、短時間で復活する。 取れた場合はくっつければ1秒以内。 爆散した場合も30秒以内。
敗北条件は 首以外が取れた時 と 普通の人類なら大怪我に分類される攻撃を受けた時。
どれだけボロボロになっても すぐ元通り。 「ナイスファイト!」の言葉を残して退場する。
派手にやっちゃっていいのよ。
正体
本名 : サナム
年齢 : 享年20歳
職業 : 元・奴隷
とある テリヨル・チャ フリークの商人が所有していた奴隷のひとり。 その商人は自分も何らかの形でルチャに参加したいと考え、彼女を代理戦士としてデビューさせた。 (その時の選手名は「ブラック・ツナパルドン」)
サナム本人もテリヨル・チャは好きだったし、神官として闘うのも異存はなかった。 たとえやられ役だろうと、応援席で大喜びする主人は見ていて楽しそうだった。
しかし、ある時 主人の商人が身に覚えもない、莫大な借金を背負わされて、 一族郎党露頭に迷う事になった時、彼女の人生は変わった。
奴隷である彼女の身柄は、家財道具ともども差し押さえの対象となり、 その日のうちに 中古の奴隷として (差押人の手で)奴隷商に安く叩き売られた。
売られた先の奴隷商も、コストダウンのために最低レベルの衣食住で誤魔化すなど 酷い仕打ちをする所ではあったのだが、 それ以上に酷かったのが新しい主人である。
その主人は、路地裏のごろつきを集めて船員とし、新大陸開拓を目指す探検家であり、 彼女を買った理由が 船員たちの不満爆発防止のためのオモチャ という非道なものであった。
無論、兵士にもなれない酒浸りのろくでなし共など、何十人集まろうが 手足を枷で拘束された程度では、ルチャドーラとして訓練を受け実戦を積んだ彼女の敵ではない。
だが、 ルチャドーラであったが故に その暴力は 地母神テリヨル にすでに捧げてしまっていた。 儀式でない戦いなど・・・
戦いこそしないが逃げはする彼女の態度に、剛の者しか使えないオモチャなど不要と 船員たちの不満が大爆発。 船べりから突き出された板の端で処刑されて 遺体は海洋投棄された。
死者の魂が向かう先とされる先で、 ツナパルドンの仮面を被っていた神官戦士の魂は 薄れゆく意識の中 神に願う。
「どうか また 次の世でも テリヨル・チャ ができますように」 と。
そして 気づいた時には 彼女はアンデッドになっていた。
これぞ 死を司る 海の神の慈悲 だと感じ取った彼女は 使命だと信じ、新しいマスクとリングネームで 再びルチャドーラ になった。
ブラック・ツナパルドン時代と、ファイトスタイルが全く変わっていないため気付く物は多分居るだろう。 だが それは否定しないしむしろ肯定する。 「私は帰って来た」と!
なお、稼いだファイトマネーの寄付先に とある 没落して廃業した商会が 必ず入っているのは 余談である。
これらの設定をお借りしています。 テリヨル・チャillust/78994708 海の神話novel/12283417
未練が凄い死者を考えたらテリヨル・チャに行き着きました。illust/78993227
3キャラ目です! こちらはほぼキャラシのみの参加になると思います。
2020-02-14 16:51:13 +0000