バジリキチの足跡を辛抱強く辿り
卵を探すうちに遺跡の海沿いの高台へたどり着いた。
大きく影を落とす岩盤を持ち上げるとそこには・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◼○の暦5日
小枝で編まれた巣に黄金色の卵殻を確認できた。
どうやらこれがバジリキチの卵のようだ。
長辺28cm、鉛のように重い。
竜の卵殻からなる宝石
魔籠石(ミュステリライト)を僅かに含んでおり淡く黄金色に輝いている。
ミュステリライトの純度は低く、
発光と硬化以外の特徴は今のところ観察できない。
その為、該当の卵殻を「デミ・ミュステリライト・エッグ」と命名する。
バジリキチはこの地の砂を食んでいるうちに
砕けた魔籠石や元となる竜族の卵殻を摂取し
砂嚢(砂肝)で消化することによって自身の卵殻に転用しているようだ。
ンーチキは竜ではないが、
この種はこの島で自然と竜に近づいているのかもしれない。
交配でもなく遠回りで突飛な方法だが、実に興味深い。
幾つかの卵殻を採取できたので
ミュステリライトの発見者である地質学者のウェールへ報告し、サンプルを転送しようと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■魔籠石【illust/79365248】とその発見者、ウェールさん【illust/79206516】
■偉大なる始祖ンーキチ【illust/78963017】
■墓石いじってごめんなさい。空の鞍【illust/79400881】襲ってもいいし、襲ry
■ロゴお借りしました【illust/78953358】
丸2日間追い回されてたバジリキチ【illust/79253106】
丸2日間追い回し、相変わらず背後ががら空きなストーカー【illust/79237811】
2020-02-12 13:58:48 +0000