「おいパン食わねえか」
「国とか所属とかは関係ない。腹が減ってるやつにパンを渡す、それだけだ。今はお腹いっぱい? じゃあ達者でな」
「ちょっとそこのあなた! お腹すいてませんか? パン食べていきませんか? 今日の出来には自信がありますよ体調いいんで!!」
「空腹って嫌ですよね。どうにかしたいですよね。どうすればもっと食べてもらえるかなあ…」
イチゴ・イチゲ(一期一餉) 年齢:数えてないため不明/種族:人間/性別:概ね男性に見える/身長180cm/一人称:俺
空腹の人を見つけてはパンを押しつけていくパン屋。
すべての人々を飢餓から救うという信念の元、パンを配り歩いている。パンは無償で配布しているが、気持ちばかりの寄付や、変わった食品などがもらえると嬉しい。
焼くとパンになるキジ(後述)と、火を噴く竜頭の意匠の盾を改造して作った持ち運びできるパン窯を携え、いつでもどこでも焼き立てのパンを提供することが出来る。
パンを作ることと提供することには非常に真摯で真面目だが、それ以外のことへの興味はほとんどない。キジの行動に人間的な感覚から軌道修正をすることがよくあるが、彼自身に真に人間的な感覚が理解できているかは怪しい。
キジに対してやや雑な扱いをするが、生みの親としての敬意は一応ある。
キジ(生地) 年齢:不明/種族:自称神/性別:声は成人男性/全長:可変、手のひらサイズから建造物サイズまで/一人称:私
焼くとおいしいパンになる不思議な神様。不思議で片づけていいのかは不明。神様なのかも不明。
見つめていると不安になる容姿から、気さくなトークで自作(原料として)のパンを勧めてくる謎の生物。
実は焼かなくても食べられるが、無味無臭で弾力抜群の飾り気のない不味さ、なにより無数にある目(?)が食欲をそそらない。焼くと目が無くなるので食べやすくなる。
焼くと神気も魔力も無くなりただのパンになる。もちろん食べても副作用はない。
新大陸に向かう過程でさまざまな人にパンを施していき、色々なパンになりたい。パン以外にも挑戦したい。
初めは自身でパン作りをしていたが、自分で自分をこねると生地が腕にくっついて一体化してしまうため、加工のために自身をちぎって分け『人間』イチゲを作り出した。外観・質感は完全に人間になるように作っているが、構成成分はキジと同質であるため、イチゲは斬っても血は流れず、呼吸を止めても死ぬことはない。もちろん焼くとパンになる。
『飢餓』というものを非常に嫌い、どうにか空腹の人を減らしていきたいと願っている。
ただし、キジ自身は接触したものをなんでも吸収して『食べる』ことが出来るので、空腹を感じることは無い。
『飯屋ラクイジーヌ』【illust/78953234】さんに所属させていただきます! 店にパンを焼いて置いたり、食材探しをしながら出会った人にパンを押しつけていきます!
■pixivファンタジアAOS【illust/78509907】開催おめでとうござます! 今年もよろしくお願いします。
2020-02-09 14:16:42 +0000